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貴乃花親方、理事を解任「被害者の立場にあることを勘案しても、その責任は重い」

2017/12/28(木) 14:18配信

スポーツ報知

 大相撲の元横綱・日馬富士が秋巡業中の10月に起こした暴行問題で、巡業部長としての責任などを問われている貴乃花親方(元横綱・貴乃花)の懲罰を決定する日本相撲協会の臨時理事会が28日、両国国技館で行われた。

【写真】国技館に向かう貴乃花親方

 八角理事長(元横綱・北勝海)、同協会の危機管理委員会の高野利雄委員長(元名古屋高検検事長)、危機管理部長の鏡山理事(元関脇・多賀竜)は同日午後1時30分から、両国国技館で会見に臨んだ。会見前に同委員会は「本件に関する貴乃花親方の責任について」と題し、5ページに及ぶ『調査結果報告書』を報道陣に手渡した。

 高野委員長は「本件の傷害事件は、巡業部長である貴乃花親方が統率する巡業中に発生した事件。貴乃花親方は理事・巡業部長として、貴ノ岩の受傷を把握した直後か被害届の提出前、遅くとも被害届の提出後には速やかに日本相撲協会へ報告すべき義務があったにもかかわらず怠った。貴乃花親方が被害者の立場にあることを勘案しても、その責任は重い」とコメント。

 同委員長は貴乃花親方が報告義務を怠ったことに加え、その後も「貴ノ岩及び貴乃花親方に対する再三の聴取要請を拒否し続けた」と断じ、「その責任は重い」とした。

 危機管理委員会からの報告を受けて理事会が処分を協議した結果、貴乃花親方は現在の理事を解任され、2階級降格の役員待遇委員となる。処分は来年1月4日に両国国技館で開催される臨時評議委員会で決定する。貴乃花親方は、理事会での採決には加わっていない。

最終更新:2017/12/28(木) 15:43
スポーツ報知