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エイジングケア、高齢者の関心は“サクセスフルエイジング”

2017/12/28(木) 18:11配信

健康産業新聞

わが国は、総人口の4人に1人以上が高齢者という超高齢社会に突入。そんななか、「幸せに老いる」ことを指す“サクセスフルエイジング”が中高年の願望となっているという。健康を維持し加齢を少しでも遅らせることは、後期高齢者における健康寿命の延伸にもつながる。こうした中高年層の嗜好変化により、健康食品や化粧品分野でもエイジングケア関連の商品は伸長。経済的余裕のある高齢者からの支持が拡大している。

健康産業新聞

シニア層の若返り顕著 伸びるエイジングケア商品

最新の人口推計ではわが国の65歳以上の高齢者は3461万人で、総人口に占める割合も27.3%と、ともに過去最高となった。近年の高齢者は体力的にも精神的にも若返りが進んでおり、美と健康に関心のある人たちは多い。実際、フィットネスクラブやエステティックサロンの利用者はほかの年代と比べ経済的にも余裕があるシニア層が目立っており、健康食品の利用者の多くも65歳以上だ。

エイジングケア市場ではかつては40代以降の年齢層が主要ターゲットであったが、シニア層の“美と健康意識”の高まりとともにメインの顧客層は変わりつつある。「シワ改善の医薬部外品登場」などのトピックスで活況を呈しているアンチエイジング化粧品市場でも、シニア層の動向が顕著。化粧品業界で大きな話題となったのが、ポーラが日本で初めて発売した“シワ改善”効果のある医薬部外品『リンクルショットメディカルセラム』。また、資生堂も独自の純粋レチノールでシワを改善する医薬部外品として『エリクシールシュペリエルエンリッチドリンクルクリームS』を発売し、いずれも大きな注目を集めている。

エイジングケア商品は化粧品だけでなく、サプリなどの健康食品も高齢女性の需要が拡大し売れ筋となっている。エイジングケアは「いつまでも若く美しく」から「若く“健康で”美しく」へと変化した。国内は頭打ちといわれる化粧品市場で「アンチエイジング関連商品」は顕著に伸びており、今後も増える傾向にある。

最終更新:2017/12/28(木) 18:11
健康産業新聞