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池坊議長発言でネット炎上。「礼を欠いた」での処分は論点がずれていないか

1/5(金) 5:00配信

THE PAGE

日本相撲協会は4日、臨時評議員会を開き、理事会が貴乃花親方に対して出していた解任決議を審議し全会一致(7人中5人が出席、議長は採決に不参加)で承認した。

 協会は12月28に臨時理事会を開き、引退した元横綱の日馬富士が貴ノ岩に対して起こした暴力事件に関して、貴乃花親方が巡業部長として協会への報告義務を怠り、その後の協会の調査に対し非協力的だったことを「理事としての忠実義務違反」として理事の解任、2階級降格を決め、評議員会にその決議を諮っていた。この日、評議員会の終了後に会見した議長の池坊保子氏は、「公益法人の役員としておおよそ考えられない行為」と貴乃花親方の行動を断罪した上で、「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯電話に電話してもまったく応答がなく折り返しの電話もしなかった。著しく礼を欠いていた」と、その貴乃花親方の協会に対する態度や対応を解任理由に付け加えた。

 これらの最終処分と、池坊議長の「礼を欠いた」という発言を巡ってツイッターやSNS、コメント欄などネット上では大炎上した。

「礼って何?」
「一体どこが著しく礼を欠いていたというのか」

「礼を欠いた」という発言そのものを疑問視する声だけでなく評議員会が承認した処分に対する反対意見や貴乃花親方の処分の他にもっと重要な論点があることを訴える意見もネット上に並んだ。

「貴乃花が礼を欠いていたのはその通りかも知れないけど、協会側は著しく常識を欠いてるよね」「論点がずれている」「一番礼を欠いていたのは、一部の力士たちであり、それを隠ぺいしようとした相撲協会じゃないの?」「こんな不公平な処分がまかり通るなんて」「最後の理屈は被害者親方が電話に出なかったことだって?それが暴行事件そのものより重大なの?」「どこまでも疑問だらけの評議員会」「礼節とか品格って言葉を都合のいいように利用している」「被害者が加害者より処罰が重いという不可解な話」


 池坊議長がわざわざ口に出した「礼」とは何か。
 辞書を引くと「社会秩序を保ち、人間関係を円滑に維持するために守るべき、社会生活上の規範。礼儀作法・制度など」とある。

 今回の元横綱・日馬富士が起こした暴力事件で、社会秩序を保たなかったのは貴乃花親方なのだろうか。電話に出ないことが、公益財団法人の理事が負う忠実義務違反になるのか。

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最終更新:10/1(月) 22:04
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