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交通事故件数、全国ワースト脱却か? 暫定値で静岡を下回る 佐賀

1/5(金) 9:57配信

佐賀新聞

 昨年1年間に起きた人身交通事故で、佐賀県の人口10万人当たりの発生件数が暫定で静岡県を下回り、6年ぶりに全国ワーストを脱却する可能性が出てきた。順位は、昨年末の事故の取り扱いが精査された上で2月ごろに確定する。ただ、10万人当たりの負傷者数では佐賀が上回る公算が大きいなど、依然として注意が必要な状況は続いている。

 佐賀、静岡の両県警によると、2017年の佐賀県の人身事故の発生件数は暫定集計で前年より972件減少し6766件、人口10万人当たりでは109・6件減って817・1件。静岡県の発生は3万266件で、10万人当たりは820・7件に上る。

 一方、負傷者数は佐賀8933人、静岡3万9323人。昨年末に起きた事故は、診断書が提出されて物損事故から人身事故扱いに切り替わるケースがあり、確定値は変わってくる。

 佐賀県警交通企画課は「県や関係機関と連携した抑止対策や啓発活動が功を奏しつつあるのでは」と受け止めている。ただ、交通事故で死亡した人は前年より1人増えて36人に上り、県交通対策協議会が全域に多発警報を発令した時期も2回ある。「数字に一喜一憂せず、引き続き事故防止に力を入れていく」と話す。

 10万人当たりの人身事故件数は、佐賀県が16年まで5年連続で全国ワーストになっている。

最終更新:1/5(金) 10:36
佐賀新聞