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「ガキ使」浜田雅功の黒塗りメイク BBCやNYタイムズはどう報じた?

1/6(土) 14:51配信

ハフポスト日本版

大晦日に放送されたお笑い番組「絶対に笑ってはいけない」で、ダウンタウンの浜田雅功が米俳優エディー・マーフィに扮して、肌を黒くメイクしたことを受けて、英メディアのBBCや米メディアのニューヨークタイムズなど、海外メディアから「人種差別的」と非難の声が上がっている。

両メディアは、番組だけでなく日本のメディアのあり方にも疑問を投げかけた。番組の内容や、アメリカにおける黒塗りメイクの背景と合わせて、その報道を一部を紹介する。(笹川かおり / ハフポスト日本版)

エディ・マーフィに扮して肌を黒くメイク

年末恒例となった「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しスペシャル!」の『絶対に笑ってはいけない』シリーズ。2017年のテーマは「アメリカンポリス」で、浜田が肌を黒くメイクして登場。テロップではエディ・マーフィ主演の映画「ビバリーヒルズ・コップ」の説明が流れた。

「黒塗り」姿は35分ほどで、Twitter上では「面白い」「めっちゃ笑える」という反応が相次いだが、「ブラックフェイス」(黒塗りメイク)に反対する声も上がった。

アメリカ出身のアフリカ系アメリカ人で、2004年から日本に暮らす作家・コラムニスト・教師のバイエ・マクニールさんは、ハフポスト日本版に「表面だけを見られて、人間性を否定されているような気分になります」「『彼らは子供で、わかっていないだけ。だから我慢しなきゃ』とも思う」と複雑な心中を明かした。

アメリカでは1800年代以降に、顔を黒く塗った白人が、黒人役を演じる「ミンストレル・ショー」が人気を博した。しかし、「人種差別的だ」とされて廃れ、いまでは「差別だ」という評価が定着している。

BBC「『ブラックフェイス』は、きわめて侮辱的な風習」

放送に対して、BBCは4日「人種差別や文化的配慮が足りないとの非難が相次いでいる」と報じた。

BBCは、「顔を黒く塗り黒人を風刺するいわゆる『ブラックフェイス』は、きわめて侮辱的な風習だと広く受け止められている」とした上で、欧米の人種差別の歴史を日本の視聴者が知っていたかどうか、演者や視聴者が差別の歴史的経緯を知らなくても黒塗りは人種差別になるのか、などの議論を紹介した。

「黒人だというのは、オチや小道具じゃないんだ。ジョークが必要?」「お願いだから、#日本でブラックフェイス止めて。カッコ悪いよ」と訴えたマクニールさんの声や、「米国で不適切だからって、世界中でそうだとは限らない」「差別するつもりがないからといって、侮辱的で道徳的にきわめて不快とされている言い訳にはならない」といった声も伝えた。

また、日本のメディアにおける最近の人種差別的な表現もふり返った。

マクニールさんが2015年に、ブラックフェイスのバンド2組を全国放送で流さないよう訴える署名活動を展開し、テレビ局側は放送を中止したことがあったことや、ブラックフェイスだけでなく、過去に白人を露骨にステレオタイプに描き広告を取りやめた全日本空輸(ANA)や東芝のキャンペーンにも触れた。

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