ここから本文です

「大仁田さんが5万円でFMWを立ち上げたんだから、自分にもできるかなと(笑)」女子プロレス界の横綱・里村明衣子インタビュー

1/6(土) 16:13配信

AbemaTIMES

Abema格闘TIMESをご覧の皆様明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。新年最初の掲載ですが、今回は女子プロレス界の女横綱こと里村明衣子選手と対談させていただきました。

小さい身体にどデカイ夢を詰め込んでいる仙女の代表にして現役のプロレスラー、そんな里村さんの著書、『かっこいい』の鍛え方を中心に色々と聞いてみました。しかし対談は毎回緊張で最初は支離滅裂な質問も…笑

そして今夜(1/6)は仙女の東京場所@新宿FACEですので会場でかっこいい里村選手を見に行きましょう!

「営業しなければチケットは売れない」現実を突きつけられた団体運営

MEGA-G:まず最初に『「かっこいい」の鍛え方 女子プロレスラー里村の報われない22年の日々』を出版されたきっかけを聞かせてください。

里村: 2015年から観戦に来てくださっていた雨宮まみさんが、すごく私に目をかけて下さって、よくブログとかでも書いていただいていたんです。それで、何回かお会いするうちに「本を出したい」と言ってくださって。インタビューを3回くらいやっていただいたんですけれど、その途中で亡くなってしまって……。一旦お話はなくなっていたんですが、今年の4月くらいに出版社の方からお話をいただいて。

MEGA-G:「書籍にしませんか」と?

里村:はい、それで出させていただくことになりました。

MEGA-G:本を読ませていただいて、最初の方からだいぶ飛ばしてるなっていう感じがしたんですが(笑)、まず<GAEA JAPAN>が解散して、<センダイガールズプロレスリング>を立ち上げるところからお話をお聞ききしたいんですけれども。新崎人生さんと出会って、「直感でこの人を信じようを思った」と書いてありましたが、自分の直感をそこまで信じられるものかな……って思ってしまったんです。今でも、自分の直感に従ってきて良かったと思っていますか?
(※新崎人生:<みちのくプロレス>所属のプロレスラー。センダイガールズ旗揚げを里村に提案した人物)

里村:まずプロレス入門のとき、<GAEA JAPAN>解散のとき、その2か月後に新崎社長に出会ってお話をいただいたところまでが、自分の人生の転機のハッキリしたところだったので。その選択というのは全部、自分の直感だったんです。

MEGA-G:それは今、ご自身で振り返ったときに「従って良かったな」と思いますか?

里村:思います!

MEGA-G:即答ですね! 新崎さんとは2回会ってすぐに決めたとのことですが、最初にタッグを組んだのは、何の大会だったんですか?

里村:長与千種さんプロデュースの大会が開催されたときに、私と新崎さんのマッチメイクをしてくださったんですね。

MEGA-G:シングルですか?

里村:いえタッグマッチで、私からは何にも望んでいなかったんですが、長与さんがタッグを組んでくださって(笑)。それが初めてでした。

MEGA-G:そのときの感触というのは?

里村:自分は昔から、中学生の頃からファンで見ていたので「いよいよ憧れていた人に出会ったぞ」っていう感覚でした。

MEGA-G:後に新崎さんとは一緒に事業をやっていかれますが、そこではプロレス以外に営業もしなければならなかったりと、色んな苦労があったと思います。その中で、いちばん辛かったなという出来事はありますか?

里村:まずは“営業しなければチケットが売れないんだ”というところで、すごく現実を突きつけられました。やっぱり知らない町で新しく始めようと思ったら、まずは自分たちの名前を売ること、皆さんに知ってもらうことから始まるので。前の団体では会社にやってもらっていたので、営業をするところから始めるというのは、自分にとってプライドを捨てなきゃいけない部分であったり、“恥ずかしい”というところから入りましたね。

MEGA-G:それをやるのとやらなかったのでは大きく違うと思いますか。

里村:はい。

MEGA-G:ご自身が経営者になったときに、やってみてすごく良かったな、身に染みるな、っていうことはありますか?

里村:それはやっぱり活きましたね。自分が代表を引き継いだときに「もっと自分の足で動いて」「自分であいさつ回りから」っていう行動が増えたので。

MEGA-G:本を読ませていただくと、あいさつ回りとか営業って本当に辛いなっていうのがひしひしと伝わってくるんですけども(笑)。社長になった今でもされていたりするんですか?

里村:今でもやりますよ。今の方が多いかもしれないですね。

MEGA-G:そういう姿を後輩たちに見せることによって、“背中で教える”じゃないですけども、ご自身の中でそういう部分もありますか?

里村:うーん……。

MEGA-G:自分で自発的にやっちゃうっていう感じですか?

里村:自分はできる範囲で動きますが……後輩たちの方が営業が上手かったりするので(笑)

MEGA-G:ちょっと(本でも)触れていましたね(笑)

里村:そこは、もう得意分野の人に任せますね。例えば後輩の地元で開催することもありますし。日本中のいろんな地方で試合をするんですけど、その場所にあった人に任せます。

MEGA-G:そこは社長の手腕ですね、人を見極めて送るっていう。

里村:そうですね(笑)

MEGA-G:<センダイガールズ>が旗揚げしたとき、キャパはどのくらいでやっていたんですか?

里村:旗揚げのときは仙台サンプラザホールで2000人規模で開催したんですが、そこからは月に1回、ZEPP仙台で試合をしていました。

MEGA-G:ZEPP仙台はどのくらいの収容人数で?

里村:700人です。(※プロレス興行時の一例)

MEGA-G:それでも多いですね。

里村:月に1回やっていたので、それで700人の集客は……。

MEGA-G:結構ですよね。旗揚げメンバーだけ見ると人数もだいぶ少なかったじゃないですか? 興行を打つにあたって、他の団体の人とかに声を掛けて人を集めるということだったんですか?

里村:はい、自分たちのメンバーが最初は5名だったんですけど、ほとんどの選手を東京から呼んで、例えば他団体の選手だったり。それで最初は対抗戦という形でやっていました。

MEGA-G:そういった活動を経て、自分たちの団体を膨らませて、という形だったんですね。

1/5ページ

最終更新:1/6(土) 16:13
AbemaTIMES