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高校卒業後の進路、進学?就職?その中間の施設があるのをご存知ですか?

1/7(日) 12:20配信

ファイナンシャルフィールド

高校卒業後の進路先として、多くは大学・短大・専門学校に進学すると思いますが、それだけではありません。進学と就職の中間的な施設として、公共職業能力開発施設があります。ものづくりに関連する学科が多いですが、施設によっては、観光ビジネス、情報ビジネス、ファッションビジネス、福祉サービスなども学べます。

専門学校と重なる学科が多いのですが、専門学校に比べ、学費も安く、就職率もほぼ100%です。公共職業能力開発施設も選択肢に入れましょう。

高校卒業後の進路

文部科学省「平成29年度学校基本調査(速報値)」によると、平成29年3月、高校卒業者は1,074,841人です。このうち、大学・短大進学率は54.8%、専門学校進学率は16.2%、就職者の割合は17.7%、その他が5.9%となっています。その他には、専修学校(一般課程)、公共職業能力開発施設等の入学者などが含まれます。

公共職業能力開発施設(以下「職業能力開発施設」)は、国や地方自治体が、実学を教育した教育を行い、優れた技術者を養成する教育機関です。職業能力を開発する学校という点で、専門学校と似ていますが、職業能力開発校と専門学校(専修学校の専門課程)は全く違う教育施設です。

職業能力開発施設のうち、高校卒業者を対象としたものに、職業能力開発校、職業能力開発短期大学校(短期大学ではありません)、職業能力開発大学校(大学ではありません)があります。

職業能力開発校は、自治体により名称がバラバラで統一されていません。技術専門校、高等技術専門校、産業技術専門学院などです。職業能力開発短期大学校は、短大や専門学校に準ずる形で高度技能訓練を行っている教育施設です。マツダ工業技術短期大学校のように会社の運営する学校もあります。

職業能力開発大学校は、大学に準じる形で高度な職業技術の訓練を行っている教育施設です。職業訓練の指導員を養成する、職業能力開発総合大学校(東京都小平市)では大卒と同じく「学士」の取得が可能です。

職業能力開発施設で学べる主な学科として以下のものがあります。施設ごとに学べる学科は異なります。(  )内の金額は初年度納付金例です。
たとえば、以下のようなコースがあります。

<神奈川県立西部総合技術専門校>
■ケアワーカーコース(29,900円)
■木材加工コース(178,250円)
■自動車整備コース(186,410円)
■介護調理コース(26,900円)
■セレクトプロダクトコース(31,800円)

<茨城県立産業技術短期大学校>
■情報処理システム科(576,750円~645,000円)
■情報処理科(576,750円~645,000円)

<関東職業能力開発大学校>
■生産技術料(639,200円)
■電気エネルギー制御科(639,200円)
■建築科(639,200円)
■建築施工システム技術科(応用課程)(592,800円)
■電子情報技術科(639,200円)
■生産電気システム技術科(応用課程)(582,800円)
■生産機械システム技術科(応用課程)(582,800円)
■生産電子情報システム技術科(応用課程)(582,800円)

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