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メジャー志向ないけど全国的人気 「モンパチ」が貫く自然体 メンバーに聞く20周年

1/7(日) 7:10配信

沖縄タイムス

 「モンパチ」の愛称で全国区の人気を獲得し、まっすぐな楽曲で幅広い年齢層を引き付けてきたモンゴル800が、2018年に結成20周年を迎えた。3人は「長かったような、短かったような…」と異口同音に振り返る。01年、アルバムの爆発的ヒット以降、沖縄で育んだ感性で作り上げた楽曲をひっさげ、全国各地でライブを展開。自然体を貫いてきた3人の誠実な音楽が、今年も響き続ける。(学芸部・松田興平)

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高校在学中に

 ボーカル・ベースの上江洌清作(36)、ギターの儀間崇(37)、ドラムのは高里悟(37)がバンドを組んだのは高校在学中。儀間の声掛けがきっかけだった。

 中学の時にギターを始めていた儀間と、「どのバンドでもベースが余っていたから」という上江洌、「バンドを組んでから、ちゃんとたたき始めた」という高里。ザ・ブルーハーツやハイ・スタンダードをコピーして楽しんだ。90年代後半、全国に多くいた10代バンドの一つだった。

 3人にはキャッチーなオリジナル曲を作り、ライブ会場を魅了する力があった。

爆発的ヒット

 転機は早かった。結成から3年でリリースしたセカンドアルバム「MESSAGE(メッセージ)」が爆発的ヒット。これまで300万枚を売り上げる。インディーズ史上最多セールス、売り上げランク首位獲得など前代未聞づくしだった。

 当時学生だった3人は学業優先という理由でメディア露出は、ほぼ皆無。

 儀間は「車の整備士になるつもりだった」、上江洌も「紅白打診を2回もらったけどお断りした。それ以来なし」と笑い合う。高里は「まったく顔が知られず、普通に過ごせたことが良かった」と、音楽の感性を維持した。全員が卒業した2004年から本格的なツアーを開始する。相変わらずメジャー志向はないけれど、人気は高い。そんな3人が全国へ行くと業界関係者から異質な目で見られることもあったという。

 上江洌は「売れ始めのモンパチは理解不能だったかも。僕たちもよく分からなかった。今になって評価してもらえている気がする」と語る。

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最終更新:1/9(火) 16:45
沖縄タイムス