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「一生に一度だけ」晴れ着は母が織った沖縄の花織 新成人感謝「世界に一着だけ」

1/7(日) 5:00配信

沖縄タイムス

 沖縄県南風原町の織物工房で働く女性2人が、新成人の娘に南風原花織の晴れ着を贈った。母親たちは「成人式の着物を織れる機会は一生に一度だけで感無量」と喜ぶ。娘2人は「世界に一着だけしかないオリジナル」で式典に臨む。(南部報道部・又吉健次)

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 野原織物工房で働く仲島孝美さん(47)=南風原町=と新垣ミナ子さん(46)=八重瀬町=は、工房の野原俊雄代表(66)に勧められ、昨年10月ごろに着手。浮き出た柄が特徴の南風原花織の中でも、工房のある喜屋武区に伝わる技法「喜屋武八枚」に挑戦した。新成人が着けるためピンクや水色に染めた糸を使い、柄も大きくして明るい印象になるよう工夫した。

 新垣さんは1カ月かけて織り、昨年12月に仕立てられた着物に「かわいらしくて胸がいっぱいになった」と喜ぶ。長女で専門学校生の美南海さんは「お母さんの気持ちが込められている。こんな着物が織れるなんてすごい」と話す。

 「仕事でやってきた織で晴れ着を作ることができて感無量」と話す仲島さん。千葉県の大学に通う長女みずほさんは「伝統工芸品を織るお母さんはすごいと思った」と笑顔を浮かべる。

 糸を染めるなど手伝った野原代表は「成人式で南風原花織を見た同級生や親たちが、関心を持ってもらえたらうれしい」と話した。

最終更新:1/12(金) 16:50
沖縄タイムス