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富士山に「笠雲」「つるし雲」が出現 天候悪化の予兆

1/8(月) 10:56配信

ウェザーニュース

8日(月)朝、富士山の上に帽子のような「笠雲」がかかり、少し離れた場所には「つるし雲」が見られました。

笠雲

富士山の上に覆い被さるように、滑らかな形状の雲が出ています。このような雲が「笠雲(かさぐも)」と呼ばれます。

上空を流れる湿った空気が山の斜面にぶつかることによって、強制的に上昇して雲ができます。このとき、上空の風が強いと、風上側の斜面で雲が発生。風下側の斜面では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、山頂付近で雲が止まって見えます。

つるし雲

また富士山の風下には、まるで空飛ぶ円盤のような滑らかな形状の雲が出ています。このような雲が「つるし雲」と呼ばれます。

今日の富士山山頂付近では強い西風が吹いています。山を越えた湿った風がその風下でも波打ち続け、強制的に風が上昇している部分で雲ができます。笠雲と同様に、風が上昇する場所で雲が出来て、風が下降する場所では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えます。

天候悪化の予兆

笠雲やつるし雲は「レンズ雲」と呼ばれる種類の雲の一種で、
・上空に湿った空気が存在
・上空の風が強い
という状況の時に発生しやすくなります。

上空が湿っているということは、雲が発生する条件がそろい始めている証拠です。そのため、笠雲やつるし雲が見えると天気が下り坂といわれます。

富士山周辺には西から低気圧が接近中で、南西から湿った空気が入っています。8日(月)午後は雨が降り、一時的に強まる可能性があり、連休明けの9日(火)にかけては低気圧の発達に伴い風がさらに強まる予想です。

ウェザーニュース