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【RIZIN】大みそか高阪撃破のミルコ 劇勝支えたあの日本人戦士

1/9(火) 16:45配信

東スポWeb

 昨年大みそかの「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017」(さいたまスーパーアリーナ)でミルコ・クロコップ(43=クロアチア)が“世界のTK”こと高阪剛(47)に圧勝し引退ロードをスタートさせた。今年大みそかの引退最終戦に向け、ここ数年では最高レベルのコンディションを維持しているという。この勢いのまま復帰後全勝で引退を目指すミルコを支えているのは、あの日本人MMAファイターだった。

 2015年に一度引退したものの、16年に行われたRIZIN無差別級GPで現役復帰を果たしたミルコ。ブランクを感じさせない戦いぶりで優勝すると、約1年の沈黙後、昨年大みそかには高阪の頭部に容赦なく鉄拳を叩き込み、わずか62秒でTKO勝ちした。

 GP優勝時以上ともいえる強さで高阪を葬ったが、コンディションの良さには理由がある。その一つがヒザの状態だ。ミルコに近い関係者によれば15年には何度もヒザに水がたまり、4回の手術を受けざるを得なかったという。しかし16年1月の手術で状態は一気に改善。その後は手術を受けることもなくなり「連日のハードな練習で16年以上の仕上がりになった」(同関係者)という。

 猛トレーニングの刺激になったのは、ミルコの指導を求めてクロアチアに渡った北京五輪柔道金メダリストの総合格闘家・石井慧(31)の存在だ。

 練習の鬼・ミルコをして「あんなに真面目に練習するヤツを見たことがない」と言わしめた“愛弟子”が昨年2月から練習に加わったことで、ミルコのジムは一気に活性化。ミルコも石井に負けじと、よりトレーニングに打ち込むようになった。

 43歳にして技術的にも向上している。「ミルコも石井との練習で新たな技術を習得している。柔道仕込みの足の刈り方や寝技などを吸収して明らかに強くなっている」(同関係者)。ちなみに愛弟子の石井は「ミルコさんに(真面目と)言ってもらえてうれしいです。僕は練習する以外に強くなる方法を知らないもので…」と笑顔を見せた。

 今後の引退ロードには5月と大みそかに加え、7月の試合も視野に入れているというミルコ。絶好調を維持したまま、復帰後無敗でリングに別れを告げるつもりだ。

最終更新:1/9(火) 16:49
東スポWeb