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【福男選び】一番福は大学目指す受験生「開門前も勉強してました」

1/10(水) 8:18配信

東スポWeb

 福を求めて参拝一番乗りを目指す新春の風物詩「開門神事福男選び」が10日早朝、商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社・西宮神社(兵庫県西宮市)で行われた。

 開門神事は、十日えびすに合わせて行われる恒例行事。開門時間の午前6時は夜明け前で、気温は2度だったが、スタート地点の表大門には約5000人が集まり熱気ムンムン。くじ引きに当選した先頭ブロック258人が、一番福を目指して約230メートル先の本殿まで全力バトルを繰り広げた。

 見事に一番福をつかみ取ったのは、兵庫県芦屋市の佐藤玄主(くろす)さん(18=市立尼崎高校3年)。二番福は兵庫県明石市の竹内紘生さん(18=明石市立明石商業3年)、三番福には、昨年二番福だった兵庫県三田市の渡部涼さん(25=川西市消防本部)が選ばれた。

 開門神事5回目の挑戦となる佐藤さんは陸上部に所属。専門の200メートルで21秒台の記録を持ち「(本殿まで)230メートルなのでピッタリ。楽でした」とガッツポーズまで飛び出す楽勝モードで一番福をゲットした。

 今後は経営者を志し、大学進学を目指しているそうだが「(受験勉強が)もう1年延びそうで、こんなところにきてたら、先生に怒られるかもしれない。開門前も勉強してました」と苦笑い。福を授ける立場の福男は、「福を吸い取られて、自身にはあまりいいことが起きない」というありがたくないジンクスもささやかれるが「きれいごとではなく、他の人に福を与えられたらいいですね」と笑顔で語った。

 二番福の竹内さんは、昨年夏の甲子園の兵庫県大会決勝で惜しくも敗れ、甲子園出場を逃した。今後は東海大学に進学予定で「まずは大学で通用するレベルに。その後、プロから声がかかればうれしい」と話した。

 高校卒業間近で現役引退しているとはいえ、一番福、二番福ともにバリバリのアスリート系。一方で、三番福になった渡部さんのようにリピーター参加者も少なくない。2年連続の福男について「最初が重要。もみくちゃにならないうまさと体の強さですかね」と秘訣を語った。

最終更新:1/10(水) 10:13
東スポWeb