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できる・できないの境界「一線越えじゃなく反復横跳びだ!」 成功過程を表現した図に共感の声 作者に聞く

1/11(木) 7:00配信

withnews

 「できる」と「できない」の境界を描いた図がツイッター上で注目を集めています。「できない」から「できる」に一度移ってしまえばそれっきりと思いがちですが、実は「何度も境界の上を反復横跳びしながら次第に『できる』側に収まる」ということを図式化したものです。どういった経緯で思いついたのか? 作者に話を聞きました。

【画像】もう一つの図「実際は」はこちら。作者が描いたオリジナル漫画「百鬼夜行」や、イラストも多数紹介

「これに気づくだけで救われそう」

 今月3日にツイッター投稿された1枚のイラスト。2つの図が描かれており、一つは「こう思いがち」、もう一つは「実際は」と名付けられています。

 「こう思いがち」の図は、「できない」から「できる」に向かって横向きに矢印が直進しており、その真ん中に縦棒のように「境」があります。「できない」と「できる」の間には明確な線引きがあり、ある時にそこを超える様子が描かれています。

 一方で「実際は」の方は、同じように真ん中に境がありますが、矢印は直進ではなく、境をまたぎながら右に左に何度も往復しながら、次第にその横幅が「できる」に収まっていきます。

 どうやら、「できない」から「できる」に一度移ってしまえばそれっきりというわけではなく、「何度も境界の上を反復横跳びしながら次第に『できる』側に収まる」ということを描いているようです。

 この投稿に対して、「こういう考え方っていろんなものに対して当てはまる」「これに気づくだけでかなり救われそう」といったコメントが寄せられ、リツイートは2万4千、いいねは6万を超えています。

作者に聞きました

 話題の図をツイッター投稿したのは、天野雀さん(@b0mb00)です。ゲーム関係の絵をパソコンで描く仕事をしながら漫画も描いており、先日、自費出版でオリジナル作品「百鬼夜行」を出しました。

 どういった経緯で、この図を思いついたのか? 詳しく話を聞きました。

 ――「できる」「できない」について図のような考え方をするに至った経緯は

 正月に特にやることもないので、Amazonプライムビデオで番組を見ていたら、ある若手芸人が「どうしたら売れますか」「どうしたら、お笑い界で成功できますか」といった質問していました。

 それに対する大物芸人の回答が「徐々にだよ」でした。「できたり、できなかったりを繰り返すうちに、だんだんできるようになってくる」。そんなニュアンスだったと思います。

 その時に「あ、そうか。『できた』後に『できない』が来ることもあるな」ということに気付き、それとほぼ同時に、脳内に「白い線をまたいで反復横跳びする人間」のイメージが浮かびました。

 線を挟んで左が「できないゾーン」、右が「できるゾーン」。その真ん中に立ち、その2つのゾーンを反復横飛びで、行ったり来たり。「1回1回の結果にとらわれがちだけど、実際は反復横跳びなんだ」と、腑(ふ)に落ちた感がありました。

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最終更新:1/11(木) 7:48
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