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実現するか? 菅野vs清宮の初対決

1/10(水) 11:00配信

東スポWeb

【赤坂英一 赤ペン】正月三が日のテレビの特番で一番面白かったのは、巨人・菅野、伯父で前監督の原辰徳氏が共演した番組である。一緒にゴルフを楽しみながら、今年のプロ野球について語ろうというものだ。

 ラウンドの最中、菅野が日本ハム・清宮の話題を振られると、「すごい新人が入ってきましたね。対戦できたら光栄」と回答。「勝負する球? 真っすぐですよ」とコメントしたところで、原氏から実に鋭いツッコミが入った。「そう言っておいてスライダーとかカットを投げたりするんだよ」とやったのだ。

 さらに長嶋終身名誉監督が新人だった1958年のデビュー戦も引き合いに出し「当時は、金田さん(国鉄=現ヤクルト)が真っすぐで勝負して、長嶋さんが4打席連続三振したんだ。あんな伝説になるような勝負を見せてほしいね」とあおった。

 巨人と日本ハムの初対戦は3月20日、東京ドームでのオープン戦だ。菅野は2011年秋のドラフトで、日本ハムに1位指名されて入団を拒否した因縁もあるから、清宮との初対決が実現したら大きな話題となるのは間違いない。

 その日本ハムの今年初の国内での対外試合は2月18日、沖縄・宜野座で行われる阪神との練習試合。ここで清宮が“実戦デビュー”をする可能性もあり、大阪のテレビ局は地上波の生中継を検討しているという。昨年のドラフトで清宮のクジを外した金本監督が、投手の誰を清宮にぶつけるか、いまから気になるところだ。

 さて、こんな大物ルーキーのデビューで思い出されるのが93年、巨人のドラフト1位新人・松井秀喜である。キャンプ地・宮崎で行われたヤクルトとのオープン戦にスタメン出場。相手の先発は1年早くプロ入りしていた石井一久で、対外試合での初打席はあっさり三振に打ち取られてしまった。

 松井は「カーブなのに真っすぐと間違えて、腰が引けてしまいました。プロのカーブは速い」とガックリ。一方の石井一は「やっぱり最初が肝心ですからね」と得意げに話したものだ。松井はその後、03年にメジャー移籍するまで、石井一に対する苦手意識を払拭できなかった。

 果たして、清宮にそんなプロの洗礼を浴びせるのは誰か。原氏の言うように、球史に残る対決を見せてもらいたい。

最終更新:1/10(水) 11:04
東スポWeb