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広島・誠也、タカ・内川との合同自主トレ断念「守備、走塁は20%」

1/10(水) 7:00配信

サンケイスポーツ

 広島・鈴木誠也外野手(23)が9日、広島市内のマツダスタジアムに隣接する室内練習場で自主トレを公開した。キャッチボールや打撃練習を披露したが、昨年8月に骨折した右足首の状態について「守備、走塁は20%ぐらい」と厳しい数字を示した。2年連続で行っていたソフトバンク・内川聖一外野手(35)との合同自主トレは断念。3月30日の中日との開幕戦(マツダ)での完全復活を目指す。

 グラウンドでキャッチボールを行うと、室内練習場へ移動。打撃練習を披露するなど、精力的に動いたが…。まだまだ、本来の姿には遠い。自主トレを公開した鈴木が、右足首の骨折から139日が経過した現在の状態について、素直な胸中を吐露した。

 「打撃に関してはMAXですが、守備、走塁に関しては、まだまだ。20%ぐらいです。長引いている。ジャンプもできないですし…。この時期になったらばんばん動けると思っていたけど、それがなかなかできないので、悔しい」

 昨季は4月後半から4番に定着し、打率・300、26本塁打、90打点。チームをけん引したが、8月23日のDeNA戦(横浜)の右翼守備で、飛球をジャンピングキャッチした際に右足首を骨折した。9月から3軍として大野練習場で練習を開始し、秋季キャンプは回避。12月のハワイ優勝旅行も辞退してリハビリに専念しているが、自身の予想より、回復が遅れているのが現実だ。

 2016年から2年連続で行っていたソフトバンク・内川との合同自主トレも、何とか行く方向で調整してきたが「技術よりも、治すことを優先したい」と球団トレーナーと相談した上で断念。“師匠”からは「無理しない方がいい。まずはしっかりとけがを治して」と優しい声をかけてもらったという。

 2月1日のキャンプインは約3週間後に迫っている。「(1軍か2軍かは)自分で決めることができない。どちらになってもやることは変わらない」。とにかく3月30日の中日との開幕戦(マツダ)出場を見据えて、地道なトレーニングを続けていくしかない。

 「ファンの皆さんが待ってくれている。(球場まで)見に来てくれる人もいるので、裏切らないようにしたい」

 球団史上初の3連覇、34年ぶりの日本一を目指すカープ。それには、この男の存在は絶対不可欠だ。ファンを裏切れない-。23歳が強い決意で、復活ロードを進む。