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楽天・梨田監督、亡き闘将に並ぶ3球団優勝 偉業達成で星野仙一さんに恩返し

1/10(水) 6:05配信

デイリースポーツ

 楽天・梨田昌孝監督(64)が9日、楽天生命パークで、4日に急逝した星野仙一球団副会長(享年70)に日本一を捧げることを誓った。新人合同自主トレを視察後、コーチ会議に出席。星野氏に続く史上4人目となる3球団でのリーグ優勝、そして悲願の日本一を果たすことで亡き闘将に恩返しする。また、立花陽三球団社長(46)は目に涙を浮かべながら、同氏の生きざまを振り返った。

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 梨田監督は声を絞り出した。「今でも信じられない。現実だと受け止められないです。コーチ会議でも、いつもだったら隣の席にいらっしゃるのに、すごく不自然な感じ」。昨年の同会議では、藤平の育成プランへのアドバイスを受けた。タッグを組んだ偉大な先輩はもういない。残された者たちで全力で戦うことが、何よりの恩返しになると、指揮官は自らに言い聞かせた。

 「(近鉄、日本ハムに続き)3球団目の優勝、そして(自身初の)日本一。いよいよその時が来たなと」。この日、首脳陣全員が哀悼の意を込め、黙とうと献花を行った。亡き闘将をしのぶとともに、自身の悲願達成が何よりの恩返しになる。

 心に強く誓った。3球団でリーグ優勝を達成したのは三原脩、西本幸雄、星野仙一の3人。その偉業に並んでみせる。そして、みちのくに再び歓喜をもたらしたい。「東北に日本一を持ってきます」と言葉に力がこもった。

 この「3球団目」の楽天に導いてくれたのも星野副会長だ。時には「自分の采配に自信を持ってやれ。迷うな。自分の思い通りにやれ」と叱咤(しった)され、昨年のCSファイナルSでは、初戦からソフトバンクに連勝し「日本シリーズ楽しみにしてるぞ」とメールで励まされた。愛情深き闘将の面影を胸に、梨田監督は頂点だけを追い求める。