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〔東京外為〕ドル、111円台後半=終盤に一段安(10日午後5時)

1/10(水) 17:30配信

時事通信

 10日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は終盤、欧州勢による持ち高調整のドル売り・円買いが強まり、1ドル=111円台後半へ一段安となった。午後5時現在、111円94~94銭と前日(午後5時、112円74~75銭)比80銭のドル安・円高。
 東京市場の早朝、ドル円は米長期金利の上昇などを受け112円70銭台で小高くなった。仲値前後は五・十日に伴う国内輸出企業のドル売り・円買いが優勢だったほか、クロス円の下落を眺めて、一時112円10銭台まで下落した。ドル売りが一巡した後、午後は112円30銭を挟んで方向感なく推移したが、終盤、欧州勢による持ち高調整のドル売り・円買いが強まり、約1カ月ぶりとなる111円台へと水準を切り下げた。
 ドル円は、前日の日銀の国債買い入れ減額がきっかけとなって、国内長期金利が上昇していることから「円売りポジションの巻き戻しが強まった」(信託銀行)とみられる。また、「クロス円の下落がドル円に波及した」(外為仲介業者)、「海外市場では日銀が緩和縮小に動くのではないかとの警戒感が続いている」(FX会社)との指摘も多い。一方で、「日銀がすぐに出口政策に進むとも考えにくいため、円買いは一時的だ」(別のFX会社)との声も聞かれた。
 ユーロは対円で大幅安、対ドルで小動き。午後5時現在、1ユーロ=133円61~61銭(前日午後5時、134円73~74銭)、対ドルでは1.1935~1935ドル(1.1952~1952ドル)。

最終更新:1/10(水) 19:27
時事通信