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後継者問題に悩む老舗商店 前川清の回答は…

1/10(水) 11:00配信

デイリースポーツ

 【聞きたい】後継者問題の悩みです。実は先祖代々続く老舗の商店を経営していますが、後継者として期待していた大学生の息子は、まったくその気がないようなのです。どうしたら、子供を跡継ぎへと導くことができるのでしょうか。店は借金もなく、経営状態も良好です。(50歳女性・会社経営者)

【写真】前川清、次女でyu、長男・紘毅の珍しい3ショット

 【答えます】みなさん明けましておめでとうございます。歌手の前川清です。新年からお悩み相談を担当させていただくことになりました。

 最初のお悩みは後継者問題ですね。僕もレギュラーの紀行バラエティー番組のロケで日本各地に行くけど、この問題を抱えている方が多いですよ。でも8割方共通する傾向はあります。

 職種にもよりますが、農家や職人さんの跡継ぎがいなくなっています。お金にならない。食べていくのが大変。それで結果的に継がせる気もなくなっています。厳しい状況に、子供も敬遠しちゃうようです。ただお医者さんとか社長は別。医者は資格さえとれれば、社長となればほぼ100%継いでますね。

 今回のお悩みの方は、商売をされ健全な経営をしているようですね。まあ、心配はしなくていいと思いますよ。跡を継がせるには、まず子供がその気にならないといけません。若い時は言うことを聞かなくても、男の子は、ある程度の年齢になったら、きちんと考えて、だいたい跡を継ぎますから。ただその時のためにも親も努力が必要です。しっかり食べていける土台は作ってあげておいてください。

 跡継ぎに関しては、わが家のこともよく言われます。2人の子供が歌手になったけど、歌手は、歌舞伎の世界などと違い、跡継ぎというものじゃないしね。まあ、親の姿を見て同じ歌手の道を歩んだのはうれしいけど…。

 実際、子供に対しては、自分で食べていけるならどんな職業でもいい!!と思ってました。でも現状、厳しいでしょう。早く自分で食べていけるようにならないと。将来が心配。僕はそれで悩んでますよ。

  ◇  ◇

 前川 清(まえかわ・きよし)長崎県出身、69歳。「内山田洋とクール・ファイブ」のリードボーカルとして、69年「長崎は今日も雨だった」でメジャーデビュー。「そして、神戸」「東京砂漠」などヒット曲多数。個性あふれる語り口でテレビ、ラジオ番組でも活躍中。