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浜松・宮口に和カフェ コーヒーと和菓子をメインにジビエ料理提供も /静岡

1/10(水) 21:40配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 浜松・宮口に1月3日、和カフェ「まごころカフェ リシェす」(浜松市浜北区宮口、TEL 053-582-2212)がオープンした。(浜松経済新聞)

一枚板のテーブルや障子などそば店の雰囲気を活かした和の空間

 約5年前からレンタルキッチンやカフェなどで食べ物のワークショップを開催してきた店主の猪股なみ枝さん。どこかに拠点となるラボが欲しいと考えていたところ、自身が所属する天竜ジビエプロジェクトのつながりで、約3年前まで10割そばを提供するそば店があった同所を紹介された。庚申(こうしん)寺の門前に位置し、石畳の風情ある街並みの中の同所。猪股さんは宮口の雰囲気が以前から好きで、以前のそば店にも何度か訪れたことがあったという。主人が他界し閉店してしまったが、「宮口に人を呼び込みたい」という思いを引き継ぎ、休憩ができ、ランチも食べることができるカフェの開業を決意。ワークショップを開催するカフェとしてオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は約40坪。テーブル20席。そば店の頃の雰囲気をそのままに、一枚板のテーブルや障子、欄間(らんま)など和の空間。ワークショップで作るフラワーアレンジメントを飾ることで店内に緑や華やかさを取り入れる。

 メニューは和菓子やコーヒーなどを用意。「お豆腐白玉のお汁粉」(400円)や「あんみつ」(500円)などのレギュラーメニューのほか、1月には「花びら餅」、2月には「うぐいす餅」、3月には「おだんご」と、月替わりで「今月のお菓子」(300円)を提供する。「ハンドドリップコーヒー」(450円)はコクと酸味のバランスが良い「メキシコ マヤビニック」や、すっきりとした「ウガンダ アフリカムーン」、クセのない「コロンビア ウィルアラタ」、マイルドな「ガティマラ ラスデリシャス」の4種類のフェアトレード豆を取りそろえる。それぞれにコクや酸味、香りに違いがあり、上質な豆をそろえているという。

 ランチメニューは週替わりの「ランチプレート」(1,000円)とシカのアイリッシュシチューやイノシシのイノシシ汁などのスープが付く「ランチジビエスープセット」(800円)の2種類を用意。料理には化学調味料を使わず、隠し味に果物やハーブで作ったフェイバービネガーを使う。今後はさらにジビエ料理を増やしていくという。

 ワークショップでは自身が同店で提供する和菓子を作ったり、発酵食品や漬物など手軽に作れたりするものを教えるという。自らがワークショップを開催するだけでなく、フラワーアレンジメントやハーブの講師を呼ぶなど、ほかのワークショップができるようにスペースを貸し出す。基本的に週に1回のペースで開催し、どのワークショップも「身近なもので生活にうるおいを」という思いで行う。

 「食やワークショップを通じて、生活にうるおいやゆとりを与えていきたい。皆さんの『お母さん』として生活の知恵などを伝えていけたら」と猪股さん。「宮口はパワースポットもあり、ちょっと散歩するのに良い場所。当店でコーヒーを飲み、宮口を散策してもらえたら」とも。

 営業時間は、火曜~金曜=10時~18時、土曜=12時~21時。

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