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古代モチェ文化の土器に描かれた部屋を発見、ペルーの遺跡で

1/10(水) 16:30配信

ロイター

[リマ 8日 ロイター] - 1500年以上前にペルーのモチェ人が土器に描いていた政治的行事会場となった2つの部屋が、ランバイエケ県の海岸砂漠地帯にある遺跡で見つかった。考古学者が8日、明らかにした。

考古学者のウォルター・アルバ氏によると、1つの部屋には2っの玉座がしつらえられ、強力な指導者と賓客がそこで手の混んだ食事を楽しんだ可能性が高いとみられている。もう一つの部屋には円形の円台があり、発表の場に使われた可能性があるという。

これらの部屋で行われた行事はモチェの土器に繰り返し描かれていることから、きわめて重要だったと考えられている。

アルバ氏は「これらの場面はモチェ世界の図柄に描かれているが、行われた場所を実際に発見する幸運には恵まれていなかった。これは大変重要な発見だ」と述べた。

モチェは、インカ文明のはるか以前である西暦100─700年頃に栄えた砂漠文明で、灌漑用水設備の建設や、精巧な金細工、さまざまな性行為場面を表現した土器などで知られるが、突然滅亡。多くの研究者は、現在もペルー北部に洪水をもたらすことのあるエルニーニョ現象のような破滅的な気象現象が原因とみている。

最終更新:1/17(水) 20:49
ロイター