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東証、大発会から3連騰 8年ぶり 当面、堅調な動きか

1/10(水) 7:55配信

産経新聞

 連休明け9日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日続伸し、終値は連休前の5日と比べ135円46銭高の2万3849円99銭となり、平成3年11月15日以来約26年2カ月ぶりの高値水準を付けた。大発会からの3連騰は、平成22年以来8年ぶり。世界的な株高を背景に投資家がリスクを取りやすい環境にあり、朝方の取引開始直後には節目の2万4千円まであと47円余りに迫る場面もあった。

 9日は朝方にこの日の高値をつけたが、高値警戒感が意識されたのに加え、円相場がやや円高ドル安方向に振れたこともあり、次第に上値が重くなり、2万4千円台に届かなかった。

 平均株価は大発会からの3営業日で計1085円05銭上昇した。麻生太郎財務相は9日の閣議後会見で、年明け以降の株高について「速いペースで上がっているというのは間違いない」と指摘し、「世界経済全体で緩やかな回復が続いているという前提で株に買いが入っている」と述べた。

 足元の世界的な株高を引っ張っているのは米国市場だ。ダウ工業株30種平均は8日終値と昨年末終値を比べると、わずか5営業日で計563・78ドル上昇。4日には、2万5千ドルを突破した。独仏などの欧州市場や上海・香港などのアジア市場も堅調な展開で、株価は先高期待が強まっている。

 三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは「緩やかな景気回復と緩和的な金融環境という流れが続きそうだとの見方が、最近の株高の背景にある。この見方に大きな変化がなければ、株価は当面、堅調な動きが続くのではないか」と話した。

 目先で株安・円高を誘う差し迫ったリスク要因が見当たらない中、平均株価は今週中にも2万4千円台に乗せるとの見方もある。

最終更新:1/10(水) 7:55
産経新聞