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JIS違反、罰金1億円=品質不正で法改正―経産省

1/10(水) 18:06配信

時事通信

 経済産業省は10日、日本工業規格(JIS)に違反した企業に対する罰金の上限を1億円(従来は100万円)に引き上げる方針を固めた。

 同日開かれた日本工業標準調査会の会合で見直し案を示した。この罰則強化を盛り込んだ工業標準化法改正案を22日召集の通常国会に提出する方針だ。

 経産省は、神戸製鋼所などで相次いだ品質不正問題を受け、罰則強化を検討していた。アルミ・銅製品などの性能データ改ざんが発覚した神戸製鋼グループの一部工場は昨年、JISの認証を取り消されている。

 罰則の対象となるのは、認証を取得していないのにJISマークを表示した場合など。規格を満たしていない製品を出荷したケースでは、民間同士の契約違反に当たる可能性があるものの、違反にはならないという。

 改正案ではさらに、工業製品のみとしていたJISの対象に新たにサービスや経営管理などを追加し、名称を「日本産業規格(JIS)」に変更することを明記。新たな製品にJISを設けるまでにかかっている時間を短縮させるため、一定の基準をクリアした民間機関を活用することも可能にする。 

最終更新:1/10(水) 18:43
時事通信