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2017年半導体メーカーランキング(速報版)

1/10(水) 18:32配信

EE Times Japan

●首位はSamsung Electronics

 米調査会社のGartner(ガートナー)は2018年1月4日(米国時間)、2017年の半導体メーカー別売上高上位10社を発表した。首位は、Samsung Electronics(サムスン電子)で、2位は1992年以来首位を維持してきたIntel(インテル)となった。

 Gartnerによると、2017年の世界半導体売上高は4197億米ドルで、2016年に比べ22.2%増加したという。特にメモリは2016年比64%増の売り上げ伸長を記録し、2017年半導体売上高全体の31%を占めたという。Gartnerでは、メモリ売上高が急成長した要因として「供給不足により価格が高騰した」と挙げ、NAND型フラッシュメモリは17%、DRAMは44%、価格が上昇したとしている。

 メモリ価格の高騰を受け、半導体メーカー別ランキングもメモリメーカーが軒並み順位を上昇させた。特にSamsungは、2016年比52.6%増の売上高成長を達成し、市場シェア14.6%で、Intelを交わし、初の首位に立った。

 一方のIntelも、「データセンター向けプロセッサで6%増、PC向けプロセッサで1.9%増の売り上げ増を示した」(Gartner)とし、2016年比6.7%増の増収を達成している。

●Samsung、2019年は3位の可能性も?

 なお、Gartnerでリサーチバイスプレジデントを務めるAndrew Norwood氏は「Samsungのリードは、砂の上に作られている」と、SamsungとIntelの首位交代は一時的な現象であるとことを示唆。同氏は「メモリ価格は2018年に下落する。まずNANDフラッシュで、ついで2019年に中国でのメモリ生産能力の増加によりDRAMで価格が下落するだろう」とする。また同氏は、Qualcomm(クアルコム)によるNXP Semiconductorsの買収、さらにBroadcom(ブロードコム)によるQualcommの買収が成立した場合、「Samsungのメモリ売上高が予想通り減少すれば、2019年のメモリ価格下降期に3位に転落する可能性がある」と言及している。

最終更新:1/10(水) 18:32
EE Times Japan