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鏡開き後はウーロン茶 賀詞交歓会で聞く議員の“酒事情” 三重

1/10(水) 11:00配信

伊勢新聞

 伊賀市議会の視察で一部の議員が昼食中に飲酒したことが問題となるさなか、三重県の津市内で9日、2つの大規模な賀詞交歓会があった。ともに日中の開催で、会場では飲酒を控える議員らが多く、中には「問題が起こることを懸念して8年前から酒を断った」という声も聞かれた。

 津市大門の津センターパレスで開かれた連合三重の「新春旗びらき」では、吉川秀治会長が来賓の国会議員や県議らと壇上で鏡開き。日本酒が入った升を手に乾杯した。この後、出席者らは立食形式で懇談。テーブルにはビールとウーロン茶が並んだ。

 会場を見渡すと、飲酒はせずにウーロン茶を飲んでいる議員が多く、ビールの議員は少ない印象だった。ウーロン茶を選んだ議員らに理由を尋ねると、多くは「車で来ているので」。「公務でなくても昼間は酒を飲まないようにしている」という声もあった。

 来賓で出席した津村衛県議(新政みえ、3期、尾鷲市・北牟婁郡選出)は8年前から、自宅でも一切、飲酒していないという。「かつてはどんな酒でも浴びるほど飲んだ」が、「酒にストップがかからなくなってしまうので、何か起きる前にやめた」という。

 この日も津村議員はウーロン茶を手に出席者らと談笑。「何かきっかけがあれば再び飲むようなこともあるかも知れないけれど、今は飲みたいと思いません。宴席では飲酒した新政みえの先輩議員らをサポートしなくちゃなりませんしね」と語った。

 一方、三谷哲央県議(同、6期、桑名市・桑名郡)はビールだった。伊賀市議会の飲酒視察問題について「あれはまずい。視察が終わって宿に入るまでは」と指摘しつつ、賀詞交歓会での飲酒は「視察のように議会としての活動ではないので」と話していた。

 プラザ洞津(津市新町一丁目)で開かれたJAグループ三重の賀詞交歓会では、来賓の鈴木英敬知事がノンアルコールビールを選んだ。取材に「以前から昼間の公務はノンアルコール。中国でパイチュウを出されたときは、さすがに断れなかったけど」と語った。

 同じく来賓で出席した水谷隆副議長(自民党、4期、いなべ市・員弁郡)は他の出席者らとビールで乾杯したが、その後は焼酎の水割りにしていた。「ビールだと酔ってみっともないことになるので、昼間に飲むようなことがあれば焼酎にしている。量も控えるようにしている」と話していた。

伊勢新聞

最終更新:1/10(水) 11:00
伊勢新聞