ここから本文です

宮城県知事、仙台市長ら星野氏を哀悼 献花は3日間で1万5千人

1/10(水) 10:51配信

産経新聞

 東日本大震災の年からプロ野球楽天を率い、平成25年には日本一に導いた同球団副会長で元監督、星野仙一氏が今月4日死去したことに、楽天本拠地の宮城県仙台市では9日、宮城県知事や仙台市長が星野氏への思いを語るとともに、哀悼の意を示した。

 村井嘉浩知事は同日の定例会見で、昨年10月に行われた「東北・みやぎ復興マラソン2017」の控室で2人きりで話した思い出を披露。それが星野氏と会った最後になったという。

 「東北、被災地、楽天に対する熱い思いを持って語られたのを覚えている。星野監督でなければ楽天の優勝はなかっただろう。残念でならない」と語った。

 また「足しげく被災地に足を運んでくれたし、(監督としては選手の休養が気がかりだったろうが)選手が被災地に足を運ぶことを奨励してくれた。被災地への貢献の大きさを改めて感じている」と話した。

 本拠地の球場、楽天生命パーク宮城にはこの日、村井知事や仙台市の郡和子市長も訪れ、星野氏の冥福を祈った。

 郡市長は献花後、「困難な時に被災地をいろいろ回って励ましていただいたのはもちろん、野球という場でも大きな励ましをいただいた」と感謝の気持ちを述べた。

 7日から設けられた献花台には、この日も4700人余りが献花に訪れ、3日間で計約1万5千人が花を手向けた。

 家族4人で訪れた岩沼市の会社員、岡崎健輔さん(36)は「いっぱい感動をいただいたので、最後のあいさつにきた。優勝はもちろん、いろいろ勇気づけられた。『東北に来てくれてありがとうございます』と心の中で言いました」と話した。

最終更新:1/10(水) 10:51
産経新聞