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焼肉店で集団リンチか 「ボウガン」で顔につまようじ数十本、鼻にティッシュ詰め点火

1/10(水) 23:01配信

産経新聞

 元従業員に対し、弓矢のような玩具「つまようじボウガン」でつまようじ数十本を顔全体に突き刺したり、鼻の中にティッシュを詰めて火をつけたりする行為を繰り返したとして、大阪府警捜査1課が傷害などの容疑で、同府泉大津市の焼き肉店経営、向井正男容疑者(42)ら3人を逮捕したことが10日、分かった。向井容疑者は被害男性と「金銭トラブルがあった」と供述し、容疑を認めているという。

 ほかに逮捕されたのは、同店店長の御園生(みそのお)裕貴容疑者(25)と、向井容疑者の妻で別の飲食店の従業員、岬容疑者(26)。

 向井容疑者らの逮捕容疑は昨年7月、泉大津市の焼き肉店「焼肉ぎゅうぎゅう」で、当時従業員だった男性(35)の顔を角材で十数回殴打。同年10月には男性の両手首を針金で縛った上、針金の先端部に付けたティッシュや、鼻の中に入れたティッシュにそれぞれライターで火をつけ、やけどを負わせたとしている。

 ■時速100キロ…顔全体に突き刺さるつまようじ、携帯に画像

 同課によると、向井容疑者らは「(男性が)店の金を使い込んだ」として、昨年7月ごろから、営業時間外の店内でリンチ行為に及ぶようになった。

 向井容疑者らの携帯電話を解析した結果、男性の顔中につまようじが突き刺さった画像が見つかり、つまようじボウガン(全長10センチ、幅12センチ)を使って暴行を加えていたことが判明。府警が現物を押収して鑑定したところ、時速100キロ前後でつまようじが発射されていたことが分かった。向井容疑者らは「(つまようじボウガンは)ネットで購入した」としている。

 他にも男性の尻や太ももに熱湯をかけて大やけどを負わせたなどとして、向井容疑者はすでに3件の暴行罪と1件の傷害罪で起訴されている。

 被害者の家族が府警に相談したことを機に発覚した。男性はすでに店を退職しているという。

 つまようじボウガンは手のひらサイズの玩具で、中国などで流行。目に刺されば失明の危険もあり、同国内でも規制を求める声が上がっている。

最終更新:1/11(木) 0:29
産経新聞