ここから本文です

“八戸の星”に恩師らもエール IH女子日本代表・中村選手、雪辱誓う

1/10(水) 10:31配信

デーリー東北新聞社

 アイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」の一員として2度目の五輪出場を決めた中村亜実選手(30)=八戸市出身、西武=が9日、帰省し、平昌(ピョンチャン)五輪出場を報告した。中村選手の幼少期を知る旧友や恩師は「メダルを持って帰ってきて」と、再び大舞台に臨む“八戸の星”に温かいエールを送った。

 同日朝、地元入りした中村選手は午前中に八戸市庁を訪問。「市スポーツ大使」の委嘱を受けた後、ソチ五輪の際に着用したユニホームを市に寄贈した。小林眞市長との懇談では「青森県や市を代表し、精いっぱい頑張る」と笑顔で宣言。小林市長も「メダルを期待している」と背中を押した。

 八戸プラザホテルで午後6時半から行われた壮行会には県内のアイスホッケー関係者、恩師や同級生らが出席。旧友と久々の再会を果たした中村選手はリラックスした表情を見せた。

 冒頭、県アイスホッケー連盟の橋本昭一会長が「日本代表に地元の選手がいることは大きな励み。活躍し、勇気を与えてほしい」と激励。中村選手は「ソチで果たせなかった『メダルを持ち帰る』という約束を果たしたい」と力を込めた。

 小学生の頃、中村選手が所属した八戸ホワイトベアの後輩は花束とともに、大一番の試合直前にチームで掛けるかけ声「よいしょ」の三唱をプレゼント。「昔を思い出した」と中村選手が表情を緩める場面も。花束を手渡した細越愛結(まゆ)さん(9)は「笑顔がかわいかった。将来はスマイルジャパンに入りたい」と瞳を輝かせた。

 「朝、誰よりも早く来て氷上で練習していた」と振り返るのは、ホワイトベア時代に一緒にプレーした中居成晃(まさあき)さん(30)。「ソチの悔しさは、4年前からずっと続いているはず。メダルを取って帰ってきてくれればうれしい」と仲間の活躍に期待を寄せた。

 中学時代に所属した「八戸レッズ」の栃木榮志監督(61)は、平昌五輪を「リベンジの場」と表現したまな弟子に「もう一度プレーするチャンスがあり、“リトライ”の場と言える」と温かいエール。「努力してきたことを発揮してほしい」と目を細め、大舞台での飛躍を望んでいた。

デーリー東北新聞社