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前橋育英高に栄誉賞 群馬県と前橋市検討 パレードも協議 全国高校サッカー優勝

1/10(水) 6:02配信

上毛新聞

 第96回全国高校サッカー選手権大会で前橋育英高が群馬県勢として初めて優勝したことを受け、県内に祝賀ムードが広がっている。県と前橋市は9日、県民栄誉賞と市民栄誉賞をそれぞれ授与する方向で調整を開始。正式決定すれば県民栄誉賞は6例目、市民栄誉賞は4例目となる。市は同日、市役所に優勝を祝う懸垂幕を掲げたほか、近く選手らのパレードも行う方向で検討を進めている。

 高さ10メートルの懸垂幕が掲げられた前橋市役所では、市民が写真を撮るなどして喜びに浸った。同市上小出町のパート、渡辺佳美さん(44)は「夫が育英OBでずっと応援していた。決勝の最後のシュートは県民の気持ちがこもっていた」と笑顔で話した。

知事「県民も非常に感動」

 県民栄誉賞は県民に敬愛され、社会に明るい希望と活力を与えた団体や個人に贈られる。大沢正明知事は上毛新聞の取材に対し「全国制覇を果たし、県民もテレビ観戦などで非常に感動したと思っている。しっかりとたたえたい」と述べ、前向きな考えを示した。

 授与されれば2013年に夏の全国高校野球選手権大会を制した同高野球部以来、5年ぶり。過去には館林市出身で日本人初の女性宇宙飛行士となった向井千秋さん、大相撲で2度の平幕優勝を果たした旧箕郷町出身の琴錦関(現朝日山親方、本名・松沢英行)、全国高校野球選手権大会で優勝した桐生第一高野球部、草津町出身でノルディックスキー複合五輪金メダリストの荻原健司さんがそれぞれ受賞している。

 前橋市民栄誉賞は前橋育英高野球部のほか、2014年に前橋富士見中女子駅伝部、16年にも同中男女駅伝部に贈られている。市は過去の全国高校サッカー選手権大会の優勝校の地元でパレードが行われていることを踏まえ、前橋市でも実施したい考え。市民らが集まりやすい場所や時期を学校などと協議する。

選手と山田監督帰郷 優勝振り返り握手

 前橋育英高の選手らは決勝から一夜明けた9日、帰郷した。群馬県高崎市の同高の高崎グラウンドに到着し、バスから降りた直後は疲れも感じさせたが、山田耕介監督が言葉を掛けると真剣な表情で聞き入った。

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最終更新:1/10(水) 6:02
上毛新聞