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ヤマシナ、ネジ生産にIoT導入 転造・圧造機械100台のデータ取得

1/10(水) 17:41配信

日刊工業新聞電子版

■日本ラッド製パッケージ、停止時の原因特定

 ヤマシナは4月に、日本ラッドが開発したIoTパッケージシステムを、ネジ生産する本社工場(京都市山科区)へ導入する。ネジの転造と圧造の機械合計100台が対象。稼働状態を示す表示灯のデータを取得して、停止時の原因を特定・改善することで、稼働時間を高める。同社は同システムの販売代理店でもあり、導入実績を基に提案営業を強化する。

 ヤマシナが同システムの導入に伴う投資額は約1000万円。IoT化により、機械ごとの生産数量も把握できるので、段取り替えのタイミングを予測して作業を効率化することも可能となる。

 同社は日本ラッドのIoTパッケージシステムの販売代理店も担っている。自社工場での活用経験を生かした提案活動を、金属部品を製造する中堅・中小企業向けにも展開していく方針だ。

 同システムの核となるデータの取得、管理に用いるソフトウエアの消費税抜きの価格は約300万円。生産数量を把握するカウンターのほか、装置の稼働状態を示す表示灯などをソフトとともに提供する。

 4月にIoTを導入する本社工場は、中堅・中小企業を対象に見学してもらう。同システムは今後3年間で20件以上の販売を目指している。