ここから本文です

「無事で良かった」家族3人で協力、人命救助 用水路に転落した60代女性 福岡

1/10(水) 11:25配信

西日本新聞

 用水路に転落した女性を深夜、家族3人で協力し助けたとして、福岡県の京築広域圏消防本部(緒方豊消防長)は、豊前市塔田の整体師前田秀二さん(49)と妻で郵便局員の紀子さん(47)、次男で高校2年洋次朗さん(17)に人命救助功労の感謝状を贈った。

 同本部などによると、紀子さんが昨年9月29日午後11時10分ごろ、車で自宅に戻った際、どこからか「すみません」「お願いします」という女性の弱々しい声が聞こえたため付近を捜索。用水路(深さ1メートル、幅1メートル、水位10センチ)に転落し、動けなくなっていた近くの60代の女性を見つけた。

 犬の散歩に出掛けるところだった秀二さんと、自宅にいた洋次朗さんに声を掛けて2人が救助。紀子さんは119番に通報後、自宅から毛布を持ってきて、ぬれて冷たかった女性の体を温めた。女性は頭から血を流しており、秀二さんが極力、動かさない方がいいと判断したという。

 秀二さんらは「まさか表彰されるとは思わなかった。女性が無事で良かった」と話した。同本部は「深夜で人通りも少ない場所。適切な対応が尊い命を救った」としている。

西日本新聞社

最終更新:1/10(水) 11:25
西日本新聞