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ダカールラリー4日目に大ブレーキのトヨタ勢。4輪駆動車に不利なレギュレーションに不満

1/10(水) 20:29配信

motorsport.com 日本版

 ダカールラリー2018の4日目、トヨタのナサール・アル-アティヤとジニール・デ・ヴィリエはこの日のルートの特性によりパンクとスタックに見舞われ、プジョー勢から大きく遅れることになってしまった。その原因が、4輪駆動車に不利なレギュレーションによるものだと彼らは主張している。

砂漠でスタックしてしまい、脱出を試みるアル-アティヤ

 3日目のトップタイムをマークしたアル-アティヤは3番手につけていたが、4日目はトップタイムを記録したプジョーのセバスチャン・ローブから1時間近く遅れ、トップから58分遅れの4番手に後退した。

 一方、デ・ヴィリエも4日目の走行開始前は5番手だったが、現在は1時間21分遅れの8番手となっている。

 両ドライバーによれば、主な問題はタイヤ内圧のバランスにあるという。細かい砂の上を走行する時はタイヤの内圧が低いほうが良いが、それでは岩の多いセクションで簡単にパンクしてしまうためだ。

 プジョーの使用している2輪駆動のバギーは、車内からタイヤの内圧を調整するシステムを自由に使用出来るが、トヨタの使用している4輪駆動車はそういったシステムの使用がレギュレーションで禁止されたため、タイヤ内圧に苦労することを余儀なくされているのだ。

 アル-アティヤはこの日の走行について次のように語った。

「最初からとても難しかった。タイヤの内圧を少し下げる必要があったが、その状態でロードセクションに入ると、タイヤがとても簡単にパンクしてしまう」

「そのためタイヤの内圧をとても高く保ったが、砂丘では全く機能しなかった。2度もスタックし、多くの時間を失った」

「(オンボードの内圧調整システムは)2輪駆動のバギーの最大の利点だ。今日について言えば、4台のバギーが先行している」

「僕たちは、タイヤの内圧を低くして走ることはできない。簡単にパンクしてしまうからだ。マシン自体は本当にいい感じだが、レギュレーションはフェアではない」

 デ・ヴィリエも、レギュレーションが4輪駆動車にとって厳しいものであることに同意した。

「プジョーのように車内からタイヤの内圧を調整することができないため、内圧を少し低めにしていたことで2度パンクした」

「マシンは問題ないが、ステージの最初には多くの岩が転がっていたので、内圧調整システムがないのが残念だ」

「内圧を高くして走る必要があったんだ。だけど砂が細かく、砂丘がたくさんあることがわかっていたので、内圧を低くした。そしてパンクに見舞われたんだ」

「問題の発端はなんだろうね」

Andrew van Leeuwen