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着付け業者“逃亡”で成人の日暗転、「涙出るほど悲しい」声に柴田阿弥「一生に一度たった1日のこと。許せない」

1/10(水) 18:33配信

AbemaTIMES

 横浜市に本社を置く振袖の販売・レンタルを手掛ける「はれのひ」が突然行方をくらませ、新成人約300人が晴れ着を着られなくなるトラブルが相次いだ。着付け会場に指定されていたホテル側も業者と連絡が取れず、会場費用も未払いだという。

 成人式当日、はれのひ本社に人が出入りした形跡はなく、電話の問い合わせも留守番電話が流れるのみ。警察には「『はれのひ』と連絡が取れない」などの110番通報が相次ぎ、横浜市では約200人の新成人が被害にあった。ショッピングモールに展開する店舗は、ビルの管理会社によると2日から6日までは通常営業を確認していたが、7日朝以降に連絡が取れなくなったという。

 「はれのひ」は横浜市以外にも福岡市や東京・八王子市などに4店舗を展開。八王子店の被害者によると店舗は“もぬけの殻”で、まるで夜逃げでもしたかのように店の中身はなくなっていた。警視庁によると、八王子では少なくとも100人の被害が確認され、複数の新成人が近くの交番に駆け込む事態となった。

 現場は大混乱し、中には私服のまま式への参加を余儀なくされた新成人も多くいた。八王子市は急きょ着付けのボランティアや振袖をかき集めて対応。被害にあった女性からは「ありえないことじゃないですか。何も考えられない」「涙が出るほど悲しかった」という声があがった。

 8日、唯一営業していた福岡市の店舗責任者は取材に応じ「昨日までかなり電話しました。社長と専務と。社長は今年に入ってからほぼ(連絡が)取れていない。専務は前日にもう連絡取れていない状態」とコメント。異変は去年からあったといい、「(成人式を)やれない方向にもっていきたかったのかな」と話した。

 『けやきヒルズ』(AbemaTV)でこのニュースを取り上げると、キャスターの柴田阿弥は「映像を見ているだけで胸が痛くなる」とコメント。「ネイルとか髪型とかすごく前から決めて楽しみにして、一生に一度たった1日のこと。涙が出るほど悔しいという気持ちはひしひしと感じられる。来年、成人式のニュースを見て、(被害に)あったことを思い出してしまう」と被害者の気持ちに言及した。

 また、もぬけの殻となった店舗など“計画的”とも捉えられる行動には「この日を狙ったというか、余計に許せないと思う。昔から大事な日で、本人だけではなくて家族の方も大切にしている」と怒りを露にした。

 歴史学者で東京大学教授の本郷和人氏も成人式の意味合いを指摘。「地域・コミュニティの関係が薄くなってきている中で、成人式は同窓会の趣がある。久しぶりに会って『○○ちゃんキレイになったね』という話で友情を確かめたり、コミュニティの一員として頑張ろうという気持ちになったりする。そのスタートを躓かせるのはやってはいけないこと」と苦言を呈した。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

最終更新:1/10(水) 18:33
AbemaTIMES