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冬の練習場「早く直して」 岩瀬のスポーツドーム使用の競技団体

1/10(水) 0:07配信

北日本新聞

 昨年10月の台風21号の強風で県岩瀬スポーツ公園(富山市森)の健康スポーツドームの屋根の一部が破損し、2カ月余りたった今も利用できない状態が続いている。テニスの愛好家らにとって、冬季にも使用できる屋内施設。利用していた団体は別の施設で活動しており、県テニス協会は早期復旧を求めている。県によると、今月にも改修工事が始まり、復旧は本年度内の見込み。 (社会部・浜松聖樹)

 台風21号は昨年10月23日未明に県内に最接近。富山港で外国籍の貨物船が座礁したほか、停電や交通機関の乱れが相次いだ。高岡市の国宝瑞龍寺や富山市の水橋フィッシャリーナなどにも被害が出た。

 県都市計画課によると、健康スポーツドームは1992年に完成。昨年度は延べ1万8千人が利用している。台風21号の強風で、テント地の幕でできた屋根の北東側の一角が破れ、別の3カ所にも亀裂が入り、利用を停止した。

 毎週月曜と金曜に同ドームで小中学生にテニスを指導している「あすなろ倶楽部(くらぶ)」は、射水市戸破(小杉)のアルビス小杉総合体育センターなどに練習場所を移した。受講者の保護者、茂住美智子さん=富山市清風町=は「練習場所を確保するのが大変。冬場は春の試合に向けて大事な時期だが、場所が変わって来られない子もいる」と言う。

 改修工事費は約4千万円で、屋根全体3544平方メートルのうち、203平方メートルを改修する。工期は3月末までだが、同課は「詳しい利用開始の時期は未定。できるだけ早く利用できるようにしたい」としている。

 県テニス協会はドームが利用できなくなったことを受け、イベントや練習を延期したり、別の会場を手配したりした。井沢信一理事長は「屋外でプレーできない冬に利用できる貴重な施設。早く復旧させてほしい」と要望している。

北日本新聞社

最終更新:1/10(水) 8:00
北日本新聞