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「はれのひ」無関係なのに… 店名似ている富山の業者

1/10(水) 0:10配信

北日本新聞

 振り袖の着付けや販売などを手掛ける横浜市の業者「はれのひ」が成人の日の前に突然営業を取りやめた問題で、店名が似ている貸衣装の「ハレノヒジョワ」(富山市新富町)に8~9日、問い合わせの電話が殺到した。着物レンタルや内覧会の予約キャンセルも出ており、店側は「店名を変えることも検討しなければ」と、風評被害に戸惑っている。

 ハレノヒジョワは、写真スタジオを展開するジャパンビジュアルサポート(上市町鍵町)が運営し、問題の「はれのひ」とは全く関係がない。だが、8日昼前に成人式の着付けができないといったトラブルを報じるニュースが流れると、問い合わせの電話が相次ぎ、電話機5台が一時鳴りっぱなしになったという。中には実際にトラブルに遭った新成人の保護者とみられる女性からの苦情もあった。店名が似ているのを不安に感じるという理由で、着物レンタルなどのキャンセルも複数出た。

 店側はホームページ上にお知らせを掲載。来年以降の成人式に予約した人には電話で既に説明しており、希望に応じ商品を予定より早く届ける。本多智行店長は「同業者としてあるまじき行為」と憤慨し、「風評被害については丁寧に説明していくしかない」と話した。

 「晴れの日かしいしょう」という名称のインターネット専用サイトを開設する和楽グループ(富山市太田口通り)も「はれのひ」とは一切関係ないが、8日に約20件、9日午前に約10件の問い合わせがあった。

 いずれも結婚式や卒業式で予約している人が心配になって問い合わせしてきたという。キャンセルや嫌がらせはなかった。8日にはホームページに通常の30倍ほどのアクセスがあったという。西垣徹営業推進部長は「お客さんにとって一生に一度のことと覚悟を持って仕事に臨んでいる。業界に悪いイメージを持ってほしくない」と話していた。

北日本新聞社

最終更新:1/10(水) 8:00
北日本新聞