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19年秋 増床改装オープン イオンモール高岡

1/10(水) 5:00配信

北日本新聞

■70店舗誘致 温浴施設も

 イオンモール(千葉市)は9日、運営する大型ショッピングモール「イオンモール高岡」(高岡市下伏間江)を増床し、リニューアルすると発表した。現在ある本棟の西側約6万4千平方メートルの敷地に増床棟や駐車場などを整備、専門店約70店を誘致する。増床後の規模はイオングループで北陸最大級となる見通し。着工は15日、オープンは2019年秋を予定する。

 増床計画のコンセプトは「飛越能の交流拠点へ」。北陸新幹線新高岡駅に近い立地を生かし、本棟にある専門店約130店に加えて新たな店舗を誘致することで利便性の高いワンストップのショッピングモールを目指す。

 高岡市に提出された土地利用計画平面図によると、増床する敷地は市道を挟み東地区と西地区に分かれており東地区にはショッピングモール、JR城端線沿いの西地区はフィットネスや温浴の施設になる。駐車場は3カ所で計約890台分。

 本棟と増床部分を合わせた敷地は約19万2千平方メートル。イオンモールによると、増床するショッピングモール部分と本棟は渡り廊下でつなぐ。増床予定地は現在、従業員駐車場や農地だが既に開発申請や農地転用などの手続きを終えたという。投資額は非公開。

 イオンモール高岡は02年9月、イオン高岡南店を核店舗にオープンした。11、15年にそれぞれ大規模なリニューアルを行っている。

 県西部では近年、三井アウトレットパーク北陸小矢部(小矢部市)、イオンモールとなみ(砺波市)、コストコ射水倉庫店(射水市)が相次ぎ開業するなど大型商業施設の競争が激化している。

 高橋正樹高岡市長は、増床について「新高岡駅の機能が充実し、新幹線利用者らの買い物や食事などの利便性向上が期待できる。イオンモール高岡の協力を得て地域の発展に結び付けたい」とのコメントを出した。


■商店街の衰退懸念 中心市街地関係者
 イオンモール高岡の増床計画が発表されたことを受け、高岡市の中心市街地の関係者からは、商店街の衰退が加速することに危機感を募らせる声が聞かれた。

 高岡大和が入る再開発ビル「御旅屋セリオ」を運営する「オタヤ開発」の藤田衞治社長は、「マイナスの影響は避けられない」と懸念。御旅屋通商店街振興組合の高場章理事長は、店舗数が増えることで商店街の利用者が目減りするとの見方を示し「やっていけるか不安。地域の特色ある商店がなくなってしまう」と漏らす。

 酒井敏行市商店街連盟会長は「イベントでの協力などを通じ、商店街の活性化にもつながるよう話し合いの場を求めていきたい」と話した。

北日本新聞社

最終更新:1/10(水) 7:12
北日本新聞