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那覇へのクルーズ船寄港、過去最多を更新 2017年224回

1/10(水) 15:35配信

沖縄タイムス

 2017年の那覇港へのクルーズ船寄港回数が、前年の1・2倍に当たる224回に達し、過去最多を更新した。18年の寄港回数は、前年比1・3倍の292回を予定している(17年12月末時点)。中国や台湾などの東アジアでのクルーズ需要の増加が主な要因。那覇港管理組合(管理者・翁長雄志知事)が9日、那覇市内のホテルであった第15回那覇港利用促進協議会で報告した。

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 17年の乗船客数は前年比25%増の48万4610人。18年は30%増の63万1千人を見込んでいる。

 クルーズ船は大型化が進んでおり、17年に那覇港に寄港したクルーズ船のうち10万トン級以上が49%を占めた。13年は5%、14年に15%、15年30%、16年33%と、4年連続で増加。2隻同時接岸は17年1~10月末までで前年比1回増の36回、3隻同時接岸は3回減の5回だった。

 那覇市若狭のクルーズ専用バースでは13万トン級までしか受け入れられないため、大型船の貨物専用バースでの寄港が常態化している。17年1~10月末の統計では、全体の寄港回数のうち21%を貨物専用バースが占めた。

 同組合は、22万トン級まで接岸できる第2クルーズバースを那覇新港ふ頭地区の西側に計画しており、18年度の事業着手を目指している。予算確保が順調にいけば24年度末にもオープンする見通し。

 同組合は、現在のクルーズ専用バースでの受け入れ拡大に向け、有識者や関係機関と検討している。泊港を出入りする離島定期船の航路を妨げず、バース西側の護岸と十分な距離を取ることを条件に、船の全長を加味した柔軟な対応を模索。14万トン級以上であっても受け入れ可能な船の型を3月までに決める。

 那覇クルーズターミナルで、寄港に合わせて臨時出店した免税店は16年12月から17年12月までに延べ53店舗。健康食品、菓子類、化粧品、理美容商品、ステンレスボトルなどが売れ筋で、クルーズ客1人当たりの消費額は2千~5千円だった。

最終更新:1/10(水) 15:55
沖縄タイムス