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ウミガメの保全がテーマ 海中公園でアーケロンプロジェクト

1/10(水) 16:46配信

紀伊民報

 和歌山県串本町有田の串本海中公園センター水族館(野村恵一館長)で、ウミガメの保全をテーマにした「アーケロンプロジェクト」が開催されている。太古の昔に絶滅したウミガメ「アーケロン」の実物大彫刻模型の展示の他、アーケロンや現生のウミガメの生態、保全活動の内容などを紹介するパネル11点、フィギュアやグッズなど約30点が展示されている。

 アーケロンは、7500万~6500万年前(中生代白亜紀後期)に生息していた史上最大のウミガメ。同水族館がチェーンソーアーティストの城所ケイジさん(田辺市龍神村柳瀬)に依頼し、紀州産のスギを使って彫刻模型で復元してもらった。模型は全長3・7メートル、全幅4・6メートル、高さ1メートル、重さ約1・5トン。

 同プロジェクトは、この彫刻模型をシンボルとし、アーケロンの子孫である現在のウミガメも絶滅の危機にひんしていることや、同海中公園がさまざまな形でウミガメの保全に取り組んでいることを知ってもらうのが目的。環境省近畿地方環境事務所や県、町などが後援。1月1日から、水族館内で特別展示をしている。期間は来年12月29日までの約2年間。

 パネルではアーケロンの生態や生息地、形態、アーケロンのいた時代や同じ時代を生きたウミガメ、ウミガメ類の起源と系統、現在の串本で見られるウミガメ、同海中公園でのウミガメの繁殖などを説明している。城所さんの模型の制作風景の映像なども上映している。

最終更新:1/10(水) 16:46
紀伊民報