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犀川小付近にサル40匹 農作物食い荒らす

1/10(水) 1:50配信

北國新聞社

 9日午前8時半ごろ、金沢市辰巳町の犀川小近くの畑で、サル約40匹を同校教諭が見つけ、市に連絡した。サルは農作物を食い荒らし、午後3時半ごろに全て山に入った。けが人はいなかった。9日午後2時ごろには北陸大近くの山中で2、3匹が目撃されており、市と金沢中署は10日朝に周辺をパトロールする。

 サルを目撃した犀川小の荒牧秀樹校長や市によると、サルは体長約40センチの成獣とみられ、犀川小から約100メートル離れた畑でカブやキャベツなどを食い荒らしていた。市職員が周辺で数頭のサルの姿を確認しており、足跡や農作物を食い荒らした跡も見つけた。

 サルの目撃情報を受け、犀川小は児童を集団下校させた。金沢中署は周辺をパトロールして住民に注意を促し、市は付近の公民館や保育園などに、注意喚起のチラシを配布した。

 市農業水産振興課によると、現場周辺や中山間地の集落では、数年前から収穫されない柿や農作物を食べるサルが目撃されている。

 動物生態学を専門とする石川県立大の大井徹教授によると、冬場のサルは木の実などを食べて山中で過ごすことが多いが、餌を求めて里山に下りてくることもある。群れが犀川小近くまで出てくることは珍しく、大井教授は「見つけても目を合わせずに離れてほしい」と呼び掛けた。

北國新聞社

最終更新:1/10(水) 1:50
北國新聞社