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「すべらない砂」に発がん物質 神戸電鉄配布のお守りにも 900個配布「心配な場合は破棄を」

1/11(木) 5:31配信

神戸新聞NEXT

 神戸電鉄が、三田市など兵庫県内の5駅で9日に配った合格祈願のお守りの砂に、発がん性物質が含まれていたことが10日、同社への取材で分かった。JR西日本金沢支社が北陸3県で配布した砂から発がん性物質が検出されていたが、神鉄は「楽しみにしている人がいる」と、成分を確認しないまま配ったという。

 電車の車輪が滑らないように線路にまく砂で、ビニールの袋(縦9センチ、横5センチ)に入れ「落ちない・すべらない砂」として2016年から受験生らに無料配布。9日は横山(三田市)、鈴蘭台(神戸市北区)、長田(長田区)、志染(三木市)、小野(小野市)の駅前で計900個を配った。

 神鉄は、今月上旬発覚したJR西日本金沢支社の問題を受け、配布するかどうか検討したが、「袋を開けないで」と呼び掛けて配ることにした。配布後、製造メーカーに問い合わせたところ、発がん性物質「結晶性シリカ」が含まれることが判明。神鉄は「長期間、大量に吸い込まなければ健康に問題ないが、不安にさせてしまい申し訳ない。心配な場合は破棄してほしい」としている。(山脇未菜美)

最終更新:1/11(木) 8:28
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