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【マレーシア】日立、KLIA滑走路で異物検知の実証実験

1/11(木) 11:30配信

NNA

 日立国際電気は10日、空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)、マレーシア工科大学(UTM)との間で、「リニアセルレーダーの技術分野における協力覚書」を締結したと発表した。日本とマレーシアの政府関係者が同席する中、マレーシアで調印式が行われた。
 覚書は、日立国際電気が総務省から受託した「リニアセルレーダー(滑走路面異物検知システム)の海外展開を通じた周波数の国際協調利用促進に関する調査の請負」の取り組みの一環で、クアラルンプール国際空港(KLIA)での実証試験システム構築に向けた相互の技術協力を確認するもの。
 同社は同取り組みの背景について、世界的な航空旅客や貨物需要の成長が予測される中、航空機の離発着時に滑走路に落下した金属片などの異物を検知するシステムが求められていると説明。夜間の検出性能などで、光学カメラよりも優れたレーダー方式の「リニアセルレーダーシステム」への期待が高まっているという。
 同社は今後、KLIAに実証実験システムを導入することで、空港整備計画が多い東南アジア地域のモデルケースとして海外展開を加速させるとしている。

最終更新:1/11(木) 11:30
NNA