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牧田、パドレス移籍は野茂氏が決め手!「しっかりサポートしてもらえる」

1/11(木) 7:00配信

サンケイスポーツ

 西武からポスティングシステムで米大リーグ、パドレスへの移籍が決定した牧田和久投手(33)が10日、埼玉・所沢市の球団事務所で会見を行った。2年契約で年俸は190万ドル(約2億1000万円)。40試合以上になると、5試合ごとに5万ドル(約570万円)、最大60試合で25万ドルの出来高が付いた。サブマリン右腕は野茂英雄氏(49)がアドバイザーを務めていた点を入団の決め手に挙げた。

 パドレスへの入団が決まった牧田。レンジャーズからも入団の誘いがあったが、決め手は偉大な先人の存在だった。

 「野茂さん、斎藤隆さん、大塚さんもいる。しっかりサポートしてもらえると思い決めました」

 野茂氏とは電話で話し「何でも分からないことがあったら聞いて。最大限にサポートする」という力強い言葉をもらった。メジャー通算84セーブの斎藤隆氏(47)もフロントに名を連ね、同39セーブの大塚晶文氏(45)も3Aで派遣コーチを務める。

 「変則投法」という共通項がある野茂氏は1995年にメジャーデビューすると、通算123勝を挙げ、全米に「トルネード旋風」を巻き起こした。「フォークボールで三振を取っているイメージ。ノーヒットノーランも印象にある」と牧田の目にも大男たちをなで切りにした「NOMO」の姿が焼き付いている。

 自ら「絶滅危惧種」というほど、世界でも珍しいアンダースロー。「今年もNPBに2人、入ってきた。自分をまねなくてもいいけど、出てきてほしい」との思いがある。渡米を迷っていた際には2014年にメジャーに挑戦した元ロッテ・渡辺俊介氏(41)にも相談。同氏は37歳の高齢で昇格を果たせなかったが「あまりいない投げ方で打者も戸惑う。自分はチャンスがなかったけど、牧田には行ってほしい」と背中を押された。

 「体をしっかりつくって1年間、けがをせずに投げたい。70試合まで投げられれば十分かな」と牧田。偉大な先人の力を借り、最高峰の舞台で輝きを放つ。