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欧州市場サマリー(10日)

1/11(木) 5:37配信

ロイター

[10日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。国債の利回り上昇で銀行株が値を上げ、FT100種株価指数<.FTSE>は最高値を更新した。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>は4.6%高。モルガンスタンレーが株式を「オーバーウェート」に格上げしたことも好感された。HSBC銀行<HSBA.L>、スタンダード・チャータード銀行<STAN.L>もそれぞれ3.7%と3.3%上げた。

前日に続き、年末商戦が好調だった食品小売りは堅調に推移。スーパーマーケットのセインズベリー<SBRY.L>は1.9%高だった。ただ、食品以外の衣料などについては今年の見通しに慎重な見方を示している。

住宅建設のテイラー・ウィンペイ<TW.L>は4.2%安。2017年通年の業績はほぼ市場予想通りだった。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 下落して取引を終えた。世界的な国債利回りの上昇で銀行株以外は低調だった。

中国当局者が米国債の購入額を減らすか購入停止を提言したとの報道で、米国債の10年物利回りは10カ月ぶりの高水準に。ドイツ10年債利回りは、昨年10月に欧州中央銀行(ECB)が債券買い入れプログラムの延長を発表して以来の水準に上昇した。

スウェーデンの通信大手テレツー<TEL2b.ST>は7.5%安。スウェーデンのケーブルテレビ、コムヘム<COMH.ST>を32億ドルで買収することで合意したことが嫌気された。コムヘムは3.4%高だった。

同業のアルティス<ATCA.AS>も7.2%下げた。投資会社が「売り」に格下げしたことが影響した。

銀行株では、ドイツのコメルツバンク<CBKG.DE>やイタリアのインテーザ・サンパオロ<ISP.MI>が4%超の上昇だった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> ドイツ10年債の利回りが昨年10月に欧州中央銀行(ECB)が債券買い入れプログラムの延長を発表して以来の水準に上昇した。

各国中銀が金融引き締めに動くとのうわさや、域内の債券新規発行で地合いが悪化した。

日銀が今週、債券購入を減らしたことなどが注目されている。

この日は中国の当局者らが、米国債の購入ペースを落とすことなどを提言したと、ブルームバーグが伝えた。これを受け、米10年債利回り<US10YT=RR>は約2.60%と、10カ月ぶりの高水準を更新した。

ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は1ベーシスポイント(bp)上昇して0.475%。米国債との利回り差は212bp前後と、昨年4月以来の水準に拡大した。

DZ銀行のアナリストは、イタリアとポルトガルがオーバーナイトの時間帯に、シンジケート団関連の公表を行い、供給に備え海外投資家らがポートフォリオを調整したとの見方を示した。イタリアの20年債売却で260億ユーロ強の需要が生まれ、シンジケート団を通じたポルトガル10年債発行には170億ユーロ超の注文が入った。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

最終更新:1/18(木) 13:58
ロイター