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今月下旬から外壁撤去 水戸の空きビル

1/11(木) 17:46配信

茨城新聞クロスアイ

水戸市南町3丁目に立つ空きビルの外壁が落下し、近隣施設に被害が出ていた問題で、行政代執行による撤去について水戸市は10日、今月下旬から工事を始めることを明らかにした。建物は中心市街地に立地することから、歩行者や近隣施設の早期の安全性確保を優先させる。市議会都市建設委員会で報告された。

建物は国道50号線沿いの8階建て商業ビル。1972年に建設された。東日本大震災の影響で、厚さ約5センチのモルタル製外壁が複数回にわたり剥がれ落ち、隣接店の屋根を直撃するなどの被害を出していた。

市は2016年11月、建物の所有者が市の是正命令に応じなかったことから、行政代執行による外壁撤去を決定。撤去する日まで防護パネルで外壁を覆い、落下を防いでいる。

市建築指導課によると、撤去工事は5月末までの約4カ月間。費用は2500万円を見込む。防護パネルの設置費用とともに、所有者に請求する。所有者は経済的理由で是正命令に従うことが難しいと説明しているという。 (前島智仁)

茨城新聞社