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虎新人の陸王や!阪神D2・高橋遥、恒例3000メートル走で1位

1/11(木) 7:00配信

サンケイスポーツ

 “亜大魂”、見せた!! 阪神の新人合同自主トレで毎年恒例の3000メートル走が10日、行われ、ドラフト2位・高橋遥人投手(22)=亜大=が11分48秒をマーク。同4位・島田海吏外野手(21)=上武大=ら俊足自慢を抑え、1位となった。日本一練習が厳しいといわれる亜大で鍛えられた左腕が、さっそくその力を見せつけた。

 絶対に負けられない思いを胸に、鳴尾浜を駆けた。刺すような寒さも、強烈な風も、ものともしない。D2位・高橋遥が、軽やかなステップで虎新人恒例の3000メートル走でトップに立った。

 「みんなすごいスローペースだったので、それに合わせて最後、上げられればいいかなと思って走りました。後半に上げたので、これくらいなら持つかなと思って。1番をとれたらいいなとは思ってました」

 余裕のコメント。前半こそ団子状態も、後半にギアチェンジ。11分48秒という好タイムで、2位のD4位・島田を37秒もぶっち切ってみせた。

 島田、そして3位だったD3位・熊谷敬宥内野手(立教大)はともに50メートル5秒台の韋駄天。金本監督も「足は(アマチュア球界の)ツートップ」と評し、まずは“代走枠”として期待している存在だ。そんな2人を長距離とはいえ、圧倒。左腕は「大学でたくさん走ってきたので。そこは亜細亜大学出身としても、よかった」と胸を張った。

 日本一厳しいといわれる亜大の練習。2週間あるキャンプでは、宿舎から球場まで片道6キロを毎日ランニング。練習でもガンガン投げ、走り込んだ後の帰り道も、宿舎まで走って帰ったという。

 それでも「走るのは不得意ではなかったですが、大学では速い方ではありませんでした。スタミナというよりもメンタルを鍛えてもらったという感じです」とさらり。大学では速い方ではなかった!? 実際、1年時に4年生だったDeNAの守護神・山崎康は、足の速さが有名だった。こんなに走るのか…ではなく、これだけ走って当たり前という感覚が、自然と身についていた。それが、亜大の常識だ。

 「亜細亜でやっている人(後輩)たちも『遥人さん、1位とったんだ』と思ってくれると思う。そこは本当に亜細亜大学としてよかったです」

 何度も母校の名を挙げた。誰にも負けない練習をしてきた自負がある。最速151キロを誇る即戦力左腕。聖地のマウンドで輝く日まで、ノンストップで突っ走る。