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死亡宣告された受刑者、司法解剖直前に目覚める スペイン

1/11(木) 12:10配信

AFP=時事

【AFP=時事】スペインの刑務所内で自殺を図り医師3人によって死亡を確認された男性受刑者が、遺体安置所で司法解剖される直前に目覚め、関係者を仰天させる騒ぎがあった。現地の当局が10日、明らかにした。

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 報道官がAFPに語ったところによると、この受刑者はスペイン北部オビエド(Oviedo)の刑務所内で7日午前8時(日本時間同午後4時)ごろ、意識不明の状態で発見された。3人の医師が生命兆候(バイタルサイン)の有無を確認し、死亡を宣告したという。

 スペインの矯正当局は渦中の受刑者の身元を公表していないが、同国メディアによれば、金属廃材の窃盗の罪で服役していたゴンサロ・モントーヤ(Gonzalo Montoya)受刑者(29)とされる。

 取材に応じたモントーヤ受刑者の父親によると、同受刑者はオビエドの法医学機関に搬送された後、医師らが司法解剖に取り掛かる直前に目を覚ました。体には既に解剖のための印が付けられていたという。

「息子は遺体袋から出され、台にのせられ、司法解剖されようとしていることに気付いた」と父親は語った。父親の説明によれば、モントーヤ受刑者は自殺しようと考えて薬を飲み、意識不明となっていたのだという。

 スペインの矯正当局と地元アストゥリアス(Asturias)自治州政府は、事実関係の調査を開始した。【翻訳編集】 AFPBB News

最終更新:1/11(木) 16:04
AFP=時事