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薬物飲ませ女性暴行 元研修医に懲役7年 静岡地裁判決

1/11(木) 17:00配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 女性に薬物を飲ませて乱暴したなどとして2件の準強姦(ごうかん)と傷害の罪に問われた元総合病院研修医の男(29)=焼津市小川、懲戒免職=の判決公判で、静岡地裁は11日、懲役7年(求刑懲役8年)を言い渡した。

 佐藤正信裁判長は、薬を扱う医師の立場を悪用していて、厳しい非難は免れないと指摘し、「自己の性的欲望のため、被害者の人格と尊厳を踏みにじった卑劣な犯行。大胆さと悪質さが際立っていて、動機にくむべき事情はない」と断じた。

 2016年8月の20代女性に対する準強姦罪について被告側が「女性は心神喪失の状態に陥っていない。性行為も同意があった」などと争っていた点に対し、佐藤裁判長は「被害者や同席者の供述の信用性は肯定でき、被告人の主張が極めて不自然。薬の作用でもうろう状態だったとの鑑定結果なども採用できる」と退けた。

 判決によると、被告は16年8月、同市の飲食店で20代の女性に精神安定剤エチゾラムを混ぜた酒を飲ませ、判断力の低下した女性を暴行したほか、同年5月にも別の20代女性を同じような手口で暴行するなどした。

静岡新聞社