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今の中学生と昔の中学生、どっちが勉強している?

1/11(木) 10:03配信

ベネッセ 教育情報サイト

みなさんは中学生の時、どのくらい勉強していましたか?
ベネッセ教育総合研究所では、1990年から中学2年生を対象として継続的に調査を行っており、2015年に最新の調査を実施しました。最近の中学生の学習の様子は保護者の方の頃とどう違うのでしょう?25年間の学びの変化をインフォグラフィックでまとめました。その中身を一緒にみていきましょう。

家庭での学習の様子はどう変わった?

まず、家や塾で勉強する時間をみてみましょう。1990年の中学2年生は、現在は41歳です。平均学習時間は96.9分、それに対し2015年の中学2年生は90.0分、昔の方が少し学習時間は長いようです。
しかしこの間、2001年は80.3分へと一旦減少し、その後また増えてきています。2001年頃までは政策的にはゆとり教育を推進しており、その後学力向上へと方針が変わりました。その変化を子どもの学習時間は如実に表しています。ただし、2002年からは学校が週5日制となり、その分平日の授業時数が増えて学校にいる時間が長くなっていることを考えると、今の中学生も頑張っていると言えるでしょう。

家での勉強の様子はどうでしょう。定期テストの準備を始める時期は、昔は1週間前が最多でしたが、今は2週間前が多く、早くから準備するようになっています。
また、「家族に言われなくても進んで勉強する」に肯定的に答えた割合は、90年は60.9%だったのに対し、15年は73.5%に増えています。昔よりまじめに勉強に取り組む中学生が増えています。

そして大きな違いはデジタル環境です。90年にはスマホもパソコンもありませんでしたが、今は半数の中学生が勉強にスマホやパソコンを使っています。使っている内容としては、英語や国語の辞書利用や情報収集、友だちへの質問が多くなっています。
また、「学校で習ったことを自分でもっと詳しく調べる」と答えた割合は、90年の33.3%から15年の58.0%へと大きく増えました。これには、インターネットにアクセスできるようになり調べやすくなった環境の変化の影響も大きいでしょう。ただし一方では、スマホの使い過ぎや、子どもの交友関係がみえづらいといった昔にはなかった問題が生じることにもなっていますね。

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