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日経平均4万円越えの可能性を探る

1/11(木) 7:02配信

マネーの達人

新年度相場も大幅高でスタートした日経平均。企業業績も好調で、為替も比較的円安で推移しています。

主要企業のトップの株価予想を聞いても軒並み強気。今年も堅調な推移を予想する声が非常に多く聞こえてきます。もはや3万円越えは射程圏。決して夢物語ではなくなってきています。

今号では、異次元水準、日経平均4万円越えの可能性について考えてみたいと思います。

4万円越えの条件は“バブル”

まずは、現状の日経平均のPERとEPSの水準から考えてみましょう。

ざっくり言うと、PERは株価が利益に対して、どれほどの水準まで買われているかを測る指標です。

この数字が高ければ高いほど買われすぎている状況を意味します。すなわち、極端に高い場合はバブルに近い訳です。

EPSに関しては1株あたりの利益を意味します。こちらの数字は高ければ高いほど優秀です。

少し前置きが長くなりましたが、まずは現状の日経平均のPERとEPSを確認してみましょう。

1月5日時点のPERは15.63、EPSは1,517円です。結論から言うと、EPSの劇的な伸びは期待できないと想定します。

確かに、今後も企業業績の向上が見込まれ、EPSも更に向上するでしょう。

しかし、EPSはすでに歴史的な高水準、かつ、日経平均を4万円水準まで押し上げるほどの向上が期待できるかと言えば、その限りではありません。

つまり、企業業績プラスアルファの材料で株が買われなければ、4万円越えは起こりえない訳です。

よって、日経平均が4万円を超える場合はPER主導型。すなわち、バブル的な水準まで株が買われないと4万円には届かない可能性が高いのです。

1996年夏頃にはPERは55倍程度あった

上述したように、企業業績はよいものの、EPSの劇的な上昇は非常に難しい。

強気な見通しを立てても、年内は1,500円台の後半といったところではないでしょうか。

そう考えるとやはり“バブル”的な買われ方がポイントになる訳です。

では、直近で株価がほぼ同意水準だった1996年夏頃のPERはいかほどだったのでしょうか。

当時を振り返ると約56倍ほどありました。仮に、現状のEPSで計算するのであれば、日経平均は8万円越え。

外部環境や為替水準も丸きり異なるので、非現実的ではありますが、現在の3倍以上のPER水準だった訳です。

ここもとの推移を考えると、PER16倍程度が現実的ではあります。しかし、なんらかの材料がでれば、PERの上昇余地はまだ起こりえると言えるでしょう。

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最終更新:1/11(木) 7:02
マネーの達人