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監護者性交罪、初起訴の男に重い量刑懲役7年確定 地裁小樽支部 関係者、厳罰化を評価

1/11(木) 10:32配信

北海道新聞

これまでは被害者1人で懲役5年以下

 子どもに対する支配的な立場を利用して、18歳未満の者と性交した者を罰する監護者性交罪などを盛り込んだ改正刑法が昨年7月13日に施行されて半年。札幌地裁小樽支部は昨年12月、全国で初めて同罪で起訴された男(68)に対し、懲役7年(求刑懲役10年)を言い渡した。被告側、検察側ともに期限の昨年12月27日までに控訴せず、刑は確定した。同罪新設前に比べ重い量刑となり、子どもの性被害防止に取り組む関係者は「性的虐待は犯罪という認識が広く浸透してほしい」としている。

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 判決によると、男は昨年7月、内縁の妻の10代の娘が18歳未満であることを知りながら、自己の立場を利用して性交し、その3日後にも同様の行為を行った。間史恵(はざまふみえ)裁判長は「自己の性欲を満たすために、その立場を悪用した。厳しい非難に値する」と指摘した。

 刑法改正前、同様の行為は児童福祉法違反(淫行させる行為)で処罰されることが多かった。児童福祉法違反での最高刑は懲役10年だが、これは被害者が複数であったり、組織的、営利目的などの事案に対応する上限。被害者が1人の場合は懲役5年以下が多いとされ、2014年に札幌地裁が当時15歳の娘と性交した父親=当時(36)=に言い渡したのは懲役3年6カ月(求刑懲役4年)だった。

 被害者の意思に反する性交が児童福祉法違反にとどまるのは軽すぎるとの考えなどから、改正刑法は立場を利用して18歳未満の者に性的行為をすれば、暴行や脅迫がなくても罰し、監護者性交罪の罰則は強制性交罪(旧・強姦罪)と同じ「懲役5年以上」とした。

北海道新聞

最終更新:1/11(木) 10:53
北海道新聞