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ネガキャンで打撃の“水素”商材、復調の兆し

1/11(木) 16:10配信

健康産業新聞

健康産業新聞の調査では、2017年の水素商材の市場規模は、メディアによる度重なるネガティブキャンペーンの影響を受け、前年比29%減の約225億円となった。

健康産業新聞(UBMジャパン)

特に影響を受けたのが、アルミパウチ入りの水素水。複数の大手企業も販売し、手軽に摂取できるアイテムとして、水素商材の市場を牽引してきたが、ネガティブキャンペーンがライトユーザー離れに繋がり、平均で前年比約4割のダウンとなった。同様に、スーパー設置型の水素水サーバー、通販や店舗ルートなどオープンマーケットで流通していた水素サプリメントや入浴料、水素水生成器、水素浴装置なども落ち込んだ。

だが、2017年下半期にはネガティブキャンペーンの余波も落ち着き、売場の復活など明るい兆しも見られた。水素ガス吸入器や業務用の水素浴装置といった売れ行きが伸び始めたアイテムも登場。市場環境は依然として厳しいものの、回復傾向がみられている。

さらに、海外輸出も伸長している。なかでも中国で水素商材の市場が本格的に開花。“Made in Japan”の高品質を強みに、中国をはじめ台湾、韓国、香港、シンガポールなどアジア市場への展望も開けつつある。また、今回の調査では、アスリートを対象としたスポーツ系、エステやヘアサロンなどの美容系、ペット系、医療機関や治療院向けといったルートでは影響が軽微だったことも分かり、今後の水素商材の販売先として、これらルートは有望視できる。

最終更新:1/11(木) 16:12
健康産業新聞